2015年 08月 15日
十日町に来て、旧盆の3日間お墓参りする慣習があることを、 はじめて知りました。 同じ県内でも飾りつけや食べ物お墓参りの仕方など 随分違うものだと、新鮮でした。 もち米を蒸して笹に三角に包んで、きなこでいただきます。 朝食にいただきます。おいしいです。 多い時には50個くらい親戚が作ったものをもらっていました。 (いまは20個くらい..少なくなりましたが) 大きな竹林がお墓の背後にあり、夕方行くと蝉の大合唱でした。 少し時間が早かったので人影もまばら。 大概暗くなって子どもたちが提灯をさげて、 お墓に行く人がおおく見られ、不思議に楽しそうな雰囲気が漂っています。 夏休みだからでしょうか。 ● 戦後の大衆小説の大家といわれる山田風太郎の「人間臨終図鑑」は、 著名人(作家、芸術家、英雄、武将、政治家、芸能人など)923人の死に様を綴った本です。 こちらは新装版
年代別、洋の東西は順列なく並んでいます。 十代で死んだ人々 二十台で死んだ人々 三十歳で死んだ人々 ・ ・ ・ 30歳からは1歳区切りで、上巻は64歳まで。 下巻は121歳で終わっています。 10代で死んだ人々には11人。 八百屋お七、大石主税、アンネ、森蘭丸、天草四郎、藤村操、山口二矢、ジャンヌ・ダルク、中山忠光、大山信子、愛新覚羅慧生 20代には33人、31歳で9人、・・・ その時々で自分の歳で、亡くなった人のページをめくることがあります。 いま生きている自分と同じ歳で、この人は死んだのかと。 上下巻の版には、タイトルの前にこんな一文がそれぞれあります。 この門を入る者一切の望みを捨てよ -ダンテ「神曲・地獄篇」- 一たび 生を受け 滅せぬもののあるべきか -幸若舞「敦盛」-
by hiyoriya1410
| 2015-08-15 22:28
| 身辺雑 想
|
Comments(0)
|
アバウト
検索
カテゴリ
タグ
出来事(146)
映像/漫画(112) 料理(84) 新潟/十日町(64) 趣味(60) 本こまごま(59) 科学/数理(58) 基本(52) お菓子/パン(47) 思考法(46) 絵本(46) 健康/身体(45) 美術/アート(43) 自然(32) 道具/器(29) 美しい本(24) 大地の芸術祭(18) 面白い本(11) 最新の記事
以前の記事
2022年 12月 2022年 07月 2022年 04月 2022年 03月 2022年 02月 2022年 01月 2020年 01月 2018年 05月 2018年 03月 2018年 02月 2018年 01月 2017年 12月 2017年 11月 2017年 10月 2017年 09月 2017年 08月 2017年 07月 2017年 06月 2017年 05月 2017年 04月 2017年 03月 2017年 02月 2017年 01月 2016年 12月 2016年 11月 2016年 10月 2016年 09月 2016年 08月 2016年 07月 2016年 06月 2016年 05月 2016年 04月 2016年 03月 2016年 02月 2016年 01月 2015年 12月 2015年 11月 2015年 10月 2015年 09月 2015年 08月 2015年 07月 2015年 06月 2015年 05月 2015年 04月 2015年 03月 2015年 02月 2015年 01月 2014年 12月 2014年 11月 2014年 10月 記事ランキング
画像一覧
ブログジャンル
メモ帳
|
ファン申請 |
||