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シンプルライフと日和やの本棚

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2015年 08月 30日

高校生と『地球を旅する地理の本①地球に生きる』

ハチ「最近、地理がおもしろいんだよね」
ワタシ「ほーっ、うんうん、そう思うよ〜どこが」

ハチ「地理ってさ、無駄がないってゆか、すべてが道理に適ってるっていうか。気候でも意味があってそういう気候になってて、資源とか、地形とかさ。産業も、それがそこにある意味がちゃんとあるからすごいなーって」
ワタシ「理科とかに近いことやるもんね、地形とは歴史にも関係あるしね」

ハチ「でも、宗教のところが苦手、さっぱりだ」
ワタシ「へぇ〜、宗教ね。それも地理なんだ。最近地図が凄いって思ってたんだよね」

と、まぁこんな会話をいたしまして。
図書館に行ってたハチを雨が降ったので迎えに行き、借りたい本がある、
それがこの本。


①巻の画像がなかったので④巻で。①巻は初版は1992年です

高校生と『地球を旅する地理の本①地球に生きる』_c0345411_23032392.jpg
地理の資料集みたいだとか。
読み物でおもしろいのだそう。

目次をみると

第Ⅰ章 大きな地球・小さな人間 
1生命を育む惑星 2地球は巨大な「宇宙船」 3地球の資源は底をつく? 4地球環境があぶない 5地球と仲良くくらす 
第Ⅱ章 陸と海と水の話 
1うごいている地球表面 2世界の山地と平野 3地球規模でみた海 4水は地球をめぐる
第Ⅲ章 さまざまな気候の話 
1所変われば気候も変わる 2常夏の世界 3感想の世界 4四季のある世界 5極寒の世界
第Ⅳ章 現代世界のなりたち
1世界にひろがった人類の祖先 2農業のふるさとは 3近代以前の世界 4近代は世界をどう変えたか 5二十世紀の世界
第Ⅴ章 「北」の世界、「南」の世界 
1世界の人口はどうなる 2飽食の世界、飢餓の世界 3貧しい国々、豊かな国々 4多様な世界、多様な人びと

高校生と『地球を旅する地理の本①地球に生きる』_c0345411_23044021.jpg
さらに「地球を旅する 地理の本」は全8巻。

これは1巻で、さまざまな問題を取り上げた内容になっています。
2巻からは地域ごとに、
②アジア ③西アジア・アフリカ ④ 西ヨーロッパ ⑤ 東ヨーロッパ・旧ソ連
⑥ 北アメリカ・オーストラリア ⑦ 中南アメリカ ⑧ 世界の中の日本
となっています。

高校生と『地球を旅する地理の本①地球に生きる』_c0345411_23054051.jpg
環太平洋造山帯の地図や、海底地形の断面図をながめていると、
これを作り得た、人類は凄いな、と思ってしまうのです。

古から国と国は領土や資源をを争って戦い、
その戦いはまず地形・気候を知ることが第一歩です。

石油という資源はあらゆる生活を変えましたが、
今も変わらず資源や領土をめぐる日々のニュースは流れています。

物理がモノの理(ことわり)であるように、
地理とは、地の理(ことわり)と、あらためて納得しました。

ハチのつぎに読んでみましょ。

高校生と『地球を旅する地理の本①地球に生きる』_c0345411_23065668.jpg
風景写真は大栗博司先生のblogより


#776 からりカラリと、洗濯物が乾いた季節のありがたみを感じる天気模様




by hiyoriya1410 | 2015-08-30 23:23 | 身辺雑感 | Comments(0)


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