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2015年 09月 15日

オノマトペ診断と『オノマトペラペラ マンガで日本語の擬音語・ 擬態語』

今朝の産経新聞生活面に掲載されていた、
「オノマトぺ(擬音語・擬態語)」診断の一助に
という記事がありました。

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診断名別に「オノマトペ」の表現が表になっています。
例えば同じ頭の痛みでも「ズキズキ」「キリキリ」「ガンガン」「ジンジン」「ズキンズキン」「ズーン」など、色々。
痛む場所やその範囲も違うように感じます。
「ズキズキ」「キリキリ」は局所的で、「ガンガン」「ズーン」は全体、といったふう。
あくまでワタシの印象。

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記事によると、
調査は竹田晃子・元国立国語研究所特任助教と
痛みの臨床研究の小川節郎・日本大学総合科学研究所教授が調査を行った。
平成25年にインターネット上で慢性通に悩み通院経験のある約8100人を対象に実施。
受診した際に痛みの表現をするのにどんなオノマトペを使ったかを回答。
結果、
最も多かったオノマトペは「ズキズキ」。
片頭痛、坐骨神経痛、頸椎症など15におよぶ病気で使われていた。

オノマトペとして表すとき、感情的に区別している。
炎症による痛みは「ガンガン」の有声子音が使われる。
不連続で重く大きな余韻を残す痛みは「ピリピリ」「チクチク」など、
パ行やタ行など無声子音が使われる傾向で、
これは連続的ながらゆっくりと軽く小さく流れるような痛みを表している。(と考えられている)

医療現場では、痛みの程度や質を客観的に評価することは重要だが困難。
客観的に評価するために、「視覚的評価スケール」や
「表情評価スケール」(笑顔から泣き顔まで5種類の表情から選ぶ)を使って痛みを捕えようとしてきた。

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小川教授によると、例えば
「ガンガン」がなくなり「ピリピリ」が残っていると患者が表現した場合は、
病歴から片頭痛は改善されたが帯状疱疹など神経性の痛みは残っていることがわかるという。
「診察の中でオノマトペの重要性は感じていたが、今回裏付けられた形~」という。


この本はこの記事を読んでいたので、図書館で目につきました。
日本語のオノマトペは実に多種多様、どんどん生まれているコトバでもあります。


その特異な魅力を漫画で様々なシュチエーションでオノマトペを紹介しています。
そして、英語で解説文も併記、
読売新聞の英字新聞に1996年から2010年まで連載していたものを抜粋編集しなおしたもの。

1から9までのCapterに分けて、様子、動き、食べ物、感情、健康、ファッション、仕事、天気、自然など。
ほんの一例、

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気分転換 ダラーン シャキッ ブラッ ノコノコ
通り雨 ポツポツ ザアアー ボタボタ ピタッ
晩酌 チビリチビリ グビグビ グイグイ

日本語と英語の違い、感性の違い、文化の違いがオノマトペからみえてきます。

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#762 久しぶりに昼間、青空がずっとみえた1日、スカッと、ね












by hiyoriya1410 | 2015-09-15 23:54 | 身辺雑感 | Comments(0)


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