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シンプルライフと日和やの本棚

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2016年 02月 06日

『石けんのレシピ絵本』と1年ぶりの石けん作り

今日、久しぶりにマルセイユ石けんを作りました。
気温が低いと固まりにくくなるので、
真冬に石けんを作ることはしたことがなかったのですが、
ストーブをつけているので、なんの問題もなく、
むしろいつもより早く型に入れることができました。

オイルは買ってあったので、一気呵成。(なので写真撮り忘れ)
朝のお弁当作りを終えた勢いで始めました。

マルセイユ石けんを2本分。

購入もできます。コチラ:楽天


太陽油脂で前田さんレシピのオイルミックスが発売されていて、
もっぱらこれを使っています。
《最高に贅沢な石けん》のオイルミックスもあります。

さて、作り方はいたって簡単。

オイルはボウルに入れて湯煎にかけ40°C+−2°Cにし、
苛性ソーダを溶かした水は熱くなっているので、
ボウルに氷をはって温度をオイルと同じくらいに下げます。

あとは、オイルに苛性ソーダ液を細く流し込みながら、
マドラーでひたすらかき混ぜます。
最初の20分は連続で。

『石けんのレシピ絵本』と1年ぶりの石けん作り_c0345411_20252396.jpeg
あとは時々かき混ぜて、ホットケーキのタネくらいの固さになったら、
型に入れて発砲スチロールの箱に一晩入れて、
2、3日して固まったら、型からだして、切り分けて乾燥させる。
1か月ほどたてば使えます。

気がつくと、石けんののこりが2個ほど、
慌てて作りました。


石けん作りのノートを見ると、前回作ったのは
2014年7月15日、マルセイユ石けんを2本でした。

前田さんの手作り石けんの本は、これが3冊めで上級者向けです。
季節ごとの石けんが3種類づつ、どれも垂涎の出来栄え。

石けんにつけられた名前も素敵です。
春なら、イースたーラビットの卵石けん、水仙、松葉の石けん、桜吹雪、バラの園、
夏は、朝のアロエ石けん、花嫁のはにかみ、海辺のサンシャインバー、夏の庭仕事の石けん、など
秋は、秋の麦わら帽子、絹の道、など
冬には、ゆずとひのきの石けん、北欧のクリスマスブレッド、バレンタインのチョコレートバー、檸檬石けん、など。
前田さんはロマンチストですね。
『石けんのレシピ絵本』と1年ぶりの石けん作り_c0345411_20580038.jpeg
花嫁のはにかみのページから

加えて、この本で透明石けんの作り方が載せられています。
眺めて美しい透明石けんですが、効能ではマルセイユ石けんや、
5つのオイルの最高に贅沢な石けんにかなわないようです。
『石けんのレシピ絵本』と1年ぶりの石けん作り_c0345411_20581671.jpeg
作り方を見ると、石けんを透明にするための添加物が、
植物性グリセリン、グラニュー糖、精製水、無水エタノール、
これらを沸騰させて使うようです。
『石けんのレシピ絵本』と1年ぶりの石けん作り_c0345411_20572380.jpeg
透明石けんのステンドグラスのページから

さすがにこれにはチャレンジしませんでしたが、
掲載されている、ステンドグラス、や紙石けん、
の名前がつけられた透明石けんを見ているだけで、
ため息が出ます。

はじめて作った、オリーブオイルだけ、椿オイルだけの
シンプルな石けんが、いちばんお気に入りです。

『石けんのレシピ絵本』と1年ぶりの石けん作り_c0345411_21005086.jpeg
熟成中のマルセイユ石けん

#698 お菓子作りと石けん作り、やっぱり似てますね、マドラー回しながら




by hiyoriya1410 | 2016-02-06 23:56 | ハンドメイド | Comments(0)


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