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2016年 12月 18日

アニメ【3月のライオン】と『マンガのあなたSFのわたし』

10月からNHK総合ではじまった
『3月のライオン』の アニメーションは
今回で10回めでした。
最新刊の12巻

将棋の世界で生きる桐山零と彼を
取り巻く人々の物語。

前回と今回は将棋の独特の世界を描いています。
子どもの時から一癖二癖ある大人と対峙してきた
少年の心のうちと将棋の勝ちへのこだわりと美学が
垣間見えました。

勝ちと負けだけの世界で描けることとはなんでしょうか。

重いことをさらりと描きながら
語られることは真っ当。

将棋の世界をもっと描きたくなった、
ようで、マンガ は連載が伸びそうだというのは嬉しいことです。

どんどん魅力的な棋士の戦いを見たいです。

おじさんもおじいさんも描くのがなんて上手い羽海野チカさん。



そんな彼女が大ファンだという萩尾望都さんとの対談が
書き下ろしで掲載されています。

羽海野チカさんがあごがれの萩尾望都さんと特別に対談しています。
「全部、萩野作品から学びました」とタイトルにあります。

羽海野チカさんが、はじめて読んだ萩尾作品は『11人いる!』
名作ですよね。(1975年の作品)

ワタクシも大好きです、萩尾作品。
対談での印象に残ったところなど。

・短編を描くときは『アメリカンパイ』のテンポと『ブラックジャック』を意識
・ハチクロのハグちゃんはポーのメリーベル
・背景を描くのはつらいから好きな場所を描きたい
・一コマが好きで作品を読み返す
  ~『ゴールデンライラック』ハーバードのセリフ
   「そんなことはいいんだ わたしのほうは一番愛していたんだから」
・萩尾先生のマンガがすごいのは、説教臭いところが一切ないところ
・古書店で『この娘うります!』の原画を入手、
  本物だったので帰そうとして連絡しても相手にされなくて、
  プロになって返すことができて、プロになってよかった
・悪人を描いたら自分の蓄積していた鬱屈が全部出て、おもしろくって(萩尾)
・一発屋だろう、と言われていたので
  次は手堅いものを描こうと、完璧に計算してはじめた。
  3月のライオンはこんなに楽しく描けると思ってなかった。

おふたりともビーズ好きとか、好きな漫画家さんが同じとか、
それだけでファンになるし、嬉しくもなるものですね。

70年代に対談した人々との対談は垂涎ものです。
手塚先生のすごさをあらためて感じます。

第1章 手塚治虫   「SFマンガについて語ろう」
第2章 水野英子   「私たちって変わり者かしら」
第3章 石ノ森章太郎 「SFの話は延々尽きない」
第4章 美内すずえ  「親愛なるモー様へ」
第5章 寺山修司   「月で修学旅行の案内係」
第6章 小松左京   「絵の理想型とは?」
第7章 手塚治虫+松本零士 「マンガ、SF、アニメーション」
第8章 羽海野チカ  「全部、萩尾作品から学びました」
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#610 白玉は『3月のライオン』でも登場、おいしいですよね

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by hiyoriya1410 | 2016-12-18 23:22 | 身辺雑感 | Comments(0)


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