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2017年 01月 05日

6年ぶりの友だちとセンダックの『きみなんかだいきらいさ』(くらし部門)

お正月休みに帰省していた息子のハチが
6年ぶりに小学校時代の友だちと会うとのこと。

センダックのこの絵本を思い出しました。

子どもの頃、
仲直りに理由はいらなかったことを思い出しました。



表紙はつんけんしている男の子がふたり。
ジェームズ」と「ぼく」。

とっても仲良しだった、水ぼうそうにも一緒にかかったくらい、
でも、きょうはちょっと様子がちがうよう・・

「ぼく」は雨が降る中、ジェームズの家に行き、絶交宣言するのです。

「きみとは ぜっこうだ!」
「いいとも」
「さいならあ!」
「さいならあ!」
(雨あがる、お日様が出ている。一呼吸あって)
「ねぇ、ジェームズ!」
「なんだい?」
「ローラー・スケート やらない?」
「オッケー! クルクルクッキー はんぶん あげる。」
「ありがとう、ジェームズ!」

(おしまい)

この絵本を読んで、思い出しました。

子どもの頃どうやって友だちになったのか。
そしてどうやって友だちでなくなるのか。

嫌いになる理由はいっぱいあるけれど
仲直りするのに理由はいらなかったっけ。

いつでもどちらかが、声をかけるだけでよかった、
子どもの世界。

懐かしさが迫ってきました。


「ぼく」の微妙な心情が絵をみているとよくわかります。
描かれる子どもはとてもチャーミングなのです。


小さな子どもには、現在進行形な出来事です。

大人には、遠い日を思い出す絵本になっていると思いました。


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#598 久しぶりに勢いよく降る雪になりました。家の廊下は息が白い




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by hiyoriya1410 | 2017-01-05 21:58 | 絵本とともに | Comments(0)


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