シンプルライフと日和やの本棚

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2015年 03月 31日

ブナ林と自然の中のこどもと「わたしとあそんで」

元来、子どもは自然の中で驚くほど元気。
ひとり平気で、いつまででも遊んでいられる存在だったことを思い起こしました。


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松之山の美人林、新緑のころ


ハチが3歳くらいの時、松之山の美人林にいった時のこと。
木漏れ日の林の小高い山の斜面を走る、走る、走る、
どうしちゃったの、ってくらい走り回って、
そして嬉しそうなこと、満面の笑顔で、
しあわせなこども、の顔を見た気がしました。







はらっぱにあそびにきた女の子は、
そこで見つけた動物たちに次々と「あそびましょ」と誘います。
ですがそれらは、みなかくれてしまうのです。
追うことをやめじっとしていると
逆に動物たちのほうからあそびにきてくれました。

”ああ わたしは いま、とっても うれしいの”
と女の子はやさしく微笑んでいます。
自然に受け入れられた喜びに満ち溢れているようです。


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この絵本はワタシの一番のお気に入りです。
女の子がひとり水辺にたたずんで、
動物たちや植物、おひさま、空や雲まわりの自然に
静かに守られて微笑んでいる姿に感動を覚えます。

やわらかい線と色彩、
そこから感じられる、優しさと温かさ、
こどもたちに必要な慈愛の世界が描かれています。

春になると新一年生によくこの絵本を読みました。
慈しみのまなざしの中ですくすくと大きくなってほしいと願って。


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所用で東京へ、みあげる桜はどれも満開


#888 街を歩いて満開の桜に出合うといつでも心浮き立つ

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by hiyoriya1410 | 2015-03-31 23:47 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 03月 30日

シナモンロールと「あたらしい教科書 北欧」

シナモンロールは甘いパンを食べたくなった時に作ります。
名前の通り、パン生地をロールにして切り分けて焼きます。

一時発酵後のパン生地を平らにめん棒でのばして、
そこにシナモンパウダーとざらめ糖を全体にふりかけ、
5ミリ角ほどのバターをところどころにちらして、巻きます。
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パラフィン紙にのせて二次発酵。
焼く前にシナモン砂糖をさらにふりかけても。
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焼いている時も甘い香りがして、それだけで嬉しくなります。
焼き立てアツアツをいただけるのは、手作りだからこそ。
生地自体が甘すぎないのも気に入ってます。

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小豆を炊くときにも欠かせない、そしてわが家の基本の甘みが、ざらめ糖。
辰巳芳子さんがこの砂糖を薦めていて、成城石井で見つけてから使っています。
これで炊く小豆はほんとうに美味しいです。


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夫ドッコイが東京などに出かけた折に買ってきてくれます。
切らした時はグラニュー糖と三温糖を半分づつにすると、
ざらめ糖に近い味になることを発見しました。


⚫︎

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図書館のYAコーナーで見つけた「あたらしい教科書シリーズ」
このシリーズは、大人のファーストブック、と称してやはりワンテーマを様々な視点から手引きするもの。
ほかには、
雑貨、定番、広告、結婚、外食、コンピュータ、住まい、民芸、音楽など。
最初の入り口として読むにはいいのかも。
テーマも選ぶことにしても、また内容も取捨選択次第。

「北欧」の項目は、
北欧とは
政治と経済
福祉
教育
環境
文化
北欧と聞いて漠然と持つイメージを、
少し具体化するには分かり易い内容でした。

(YA〜ヤングアダルト、って言葉はやっぱりオカシイ、長岡の図書館だけなのかしら)

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先日見た関東地方の桜

#889 ストーブをつける時間が少なくなってきました。温かな1日





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by hiyoriya1410 | 2015-03-30 23:23 | 食のまわり | Comments(0)
2015年 03月 29日

地下鉄サリン事件20年と「神さまってなに?」

世界中を震撼させた地下鉄サリン事件から20年。
先週は多くのTV特番や特集が組まれていました。

あれだけの事件ですから、ひとりひとりに、
あの時の私、が存在すると思います。

ワタシにとっては、ここ十日町に引っ越しする直前の出来事でした。
こちらで染織のテクノスクールに通いながらも、
クラスの人たちと何かと話題になることもありました。

それから10年ほど 経ってから、
思いがけない形でこの事件を再確認することになりました。

東京でリサーチの仕事をしていた時に、
同じ事務所で働いたことのある甘ちゃんが、
3年ごとに開催される大地の芸術祭に、きてくれたことがありました。

いろいろと話すうち、やはり同じ事務所で仕事をしたことがある
森達也さんが、オウムのドキュメンタリー映画を撮ったことを知りました。
その作品は、1998年 「A」、続編が2001年「A2」という映画です。

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神さまの居場所はやっぱり空でしょうか


その後は執筆活動がメインになっているようです。
多くの著書がありますが、

「世界はもっと豊かだし、人はもっと優しい」
「ドキュメンタリーは嘘をつく」
この2冊は読めました。

「いのちの食べかた」
「世界を信じるためのメソッドぼくらの時代のメディアリテラシー」
この2冊は、先日の「よりみちパンせ」シリーズ。

⚫︎


「神さまってなに」は14歳の世渡り術のシリーズ。
〜子供のころから考えていた。神さまって何だろう?
どこにいるのだろう? 一緒に考えよう。一緒に探してみよう〜のメッセージ。
以下が章立て。
はじめに
第1章 宗教ってなに?
第2章 仏教
第3章 キリスト教
第4章 イスラム教
第5章 危険と隣り合わせの宗教
終章 神さまは存在するの?

バランス良く解説されていて、
考えるきっかけ作りになっていると思います。
第5章では地下鉄サリン事件にもふれています。

どんなことについても鵜呑みにするのではなく、
自分で考える姿勢の大切さを痛感します。


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きのうのおやつタイムにいただいた抹茶あんみつ
抹茶は色から春の食のイメージ

#890 無類のあんみつ好きです。抹茶のわらび餅が美味



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by hiyoriya1410 | 2015-03-29 23:48 | 身辺雑想 | Comments(0)
2015年 03月 28日

覗き見る世界と「アンガスとあひる」

ようやく春を感じる日も増えてきた今日この頃。
明るく温かな日差しをみると、思い出すのがこの絵本です。

⚫︎
マージョリー・フラックの描く動物たちの絵は
動物たちを抱きかかえた時の感触をよみがえらせるようです。
あひるの歩き方が見事。

人は登場しませんが、調度品がそこに暮らす人々を
うまく連想させていますし、色使いもポップで軽やか。
そこに行ってみたくなります。

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犬のアンガスとあひるのやりとりは
普段ならみることのない世界を垣間見せてくれる、
そんな楽しさでいっぱいです。

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アンガスたちが遊びそうな陽だまり


外の描写で黄色い太線で彩られた場面からは
太陽の日差しがサンサンと感じられます。

ちょっと臆病で、でも好奇心旺盛なアンガスに
子どもたちは、トモダチを感じることでしょう。

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#891 きょうはハチ、kukuと共に車で遠出。久しぶりのドライブ、関越道を走ると、車窓から朝焼けの空が眩しい

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by hiyoriya1410 | 2015-03-28 23:51 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 03月 27日

YAと「よりみちパンセ」シリーズ

YAとはヤングアダルトのこと、
図書館や出版社でどうも使われているようです。
10年ほど前から図書館にYAコーナーなるものが、
配置されるようになったと思います。

描く分野からまんべんなく読みやすい本を、
各館が工夫してそろえているのだと思われます。

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ハチの本棚より

たしかに14歳あたりは何を読んだらいいのか難しいところ。
本当はどんな本だっていいのですが、
背伸びするのも大切なことですし。

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ハチの冬のお気に入り

でも本そのものから離れてしまうのはもったいない。
そんなことからなのでしょうか、
14歳あたりの読者からを対象にしたシリーズがいくつかあります。

理論社の「よりみちパンセ」シリーズのはその先駆けでしょうか。
1テーマを取り上げてわかりやすく解説しています。

他の本と違うのは、ルビがふられていることでしょうか。
おそらく小学校で習う常用漢字以外にはふられています。

実際作者は同じ分野で本を数多く書いている作家ですし、
中学生が対象とあってか、平易な文で一般書よりわかりやすい。
中学生に語る、調で書かれているんです。
何冊か読みましたが、読んでもエッセンスだけを得ることができるようです。

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よりみちパンセのライナップの一部
(●は読んだもの)
みんなのなやみ 重松清
神さまがくれた漢字たち 白川静 ●
いのちの食べかた 森達也 ●
ハッピーになれる算数 新井紀子
バカなおとなにならない脳 養老孟司
いまいきているという冒険 石川直樹
男子のための恋愛検定 伏見憲明 
オンナらしさ入門(笑) 小倉千加子
ことばの教室 リリーフランキー 
ひとりひとりの味 平松洋子 ●




河出書房新社からも「14歳の世渡り術」
というシリーズが出ています。


#892 朝晩はまだまだ冷えますが、昼の陽射しがあたたかかった1日




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by hiyoriya1410 | 2015-03-27 23:33 | 身辺雑感 | Comments(0)
2015年 03月 25日

月9ドラマデート、最終回の数字と「人生に必要な数学50」

今週最終回を迎えたドラマ、デート。
毎回、楽しませてもらいました。

今回は数学にまつわるエピソードから。
冒頭、21年前の依子の数学者の母親の講義風景、幼い依子も聴き入っている。

「万物は数である、ピタゴラスの言葉です。この世界は全て数字でできています。いっけんどんなに複雑で無秩序に見えるものでも、かならず法則性があり数字で表せます。私たちの人生もそう、なぜ生まれてきtのか、誰とどんな恋をするのか、すべては数式であり法則で決まっています。〜もし運命を変えることができるとしたら、それは数という謎を解いたものだけでしょう。すなわち数学とは神への挑戦なのです」


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ピタゴラス

これがラストで生きてくるわけです。
幼い日の1枚のキップの数字 3478 がふたりを引き寄せていたんですね。
(お互いは覚えていない、という設定、のよう)

四則演算(4つの数字を➕➖✖️➗を使い答えを10にする)が趣味。
ピタゴラスの時代、数秘学では数字にはひとつひとつ意味があり、
ちなみに、10 は完全を表しました。1➕0 ではじまりに戻る、
などの意味も含み、ドラマもラストは、はじまりに戻っていました。

依子のお守りであるキップ〜8✖️(3➖7➗4)=10 が小道具として、
薬指を踏まれ指環が入らなくなるエピソードなど、
伏線があちらこちらにありました。

番組HPより
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最初のデートがこちら、ラストも似た衣装でしたが
明らかに洗練されていましたね。見事な怪演をみせたおふたりに拍手
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これがラスト

副題の、〜恋とはどんなものかしら〜笑い飛ばすように、
恋に浮かれて何もかもうまく回りはじめた人々をみせて、
実際そんな甘いものじゃない現実を語ったり。

あらためて、デートでお互いを知っていくのだな、
などと思ったものです。
ラストも含めて楽しめたコメディドラマでした。

⚫︎
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数字絡みでこの本を。
数学の50テーマをとりあげて解説。
1テーマ6ページで、そのテーマが辿った歴史や偉人の言葉、
まとめの一言、と程よい量で説明してくれます。

まとめて読むというより、眠る前に1テーマ、という感じで、
順番も興味深いところから、自由になるところがいいし、
どこから読んでも面白いです。


#893 春休みに入ったハチのランチは、焼飯にハンバーグのせ、胡椒がきいてオイシイとご満悦

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ご飯が少なくてモヤシを細かく切って増量、
卵を使っていないので焼飯、使ったら炒飯なのがワタシのルール




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by hiyoriya1410 | 2015-03-25 23:25 | 見たものイロイロ | Comments(0)
2015年 03月 25日

うつくしいくらしかたと「くらしのこよみ」

「くらしのこよみ」は、
日本で古くから用いられてきた季節の区切り方七十二候に沿って
5日おきに更新される暦アプリケーションです。

携帯端末向けに2010年から配信をはじめています。
ipadを2013年暮れに持つようになって、
しばらくしてこのアプリを使うようになりました。

きっかけは、実は書籍版の「くらしのこよみ」。

図書館で見つけてアプリがあると知って、即ダウンロードしました。

以来、更新がとても楽しみ。


本は、立春からはじまります。

季節を象徴する写真(図案の場合も)があり、候の解説と俳句、

旬のさかな、旬のやさい、旬のほし、または、旬のくだもの、

そして季節のたのしみ、ここでは行事や料理がとりあげられています。



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きょうは二十四節気の春分、第十候 雀始巣(すずめはじめてすくう)。

3月20日から24日頃がこの時期にあたります。


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こちらがアプリ、着物文様図鑑から「雀の御宿」


旬のさかなは白魚、やさいは土筆と玉葱、季節のたのしみは菜種梅雨。

アプリが更新されるたびにそこに現れる季節と自然の豊かさに驚かされます。


さて次は、桜始咲(さくらはじめてさく)。


ニュースでも桜の開花を伝えていました。

ここ雪国はもうしばらく桜はおあずけです。



#894 肉料理ががっつり食べたい、ハチのリクエストで晩ごはんはハンバーグ。旨い、美味いと満足してくれたよう

(サッサと食べて写真はとり忘れ)


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by hiyoriya1410 | 2015-03-25 21:52 | 身辺雑感 | Comments(0)
2015年 03月 24日

お粥を炊くと「台所道具の本」

3月にはいってからお粥に凝ってます。

お米を半合か一合、5〜6倍の水で炊き上げます。
最初はお米を研いで30分ほどおいてから炊いていましたが、
土鍋で、それも弱火で最後まで炊き上げるので、
すぐ火を付けるようになりました。

水が温まるまでに30分以上はかかるので、出来上がりに違いはありません。
とろとろぽったりしたお粥ができます。
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水が温まったら時折匙で鍋のそこから回します。
それを数回繰り返すだけ。
1時間ほどかかりますが、それだけです。
半合なら時間は少し短くてすみます。
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火加減はずっとこのくらい

火を消してもしばらくグツグツ、
30分は熱々がいただけます。

トッピングには、
定番は、シャケそぼろ、たらこや明太子、
とろろ昆布ははずせません。
ジャコをごま油でカリカリにしたものや天かす、
卵の黄身醤油付け、全卵でも良いですが、
白身だけをサーっとお粥に混ぜ込むと真っ白なお粥に。
塩昆布、すりゴマ、生姜味噌や玉味噌、
ちょっと洋風に、オリーブ油と塩をかけて、粉チーズをかけても
リゾット風にしても。

前日に食べ過ぎたり、胃もたれ気味の時、
お粥をいただくとなんだかすっきりします。
この間胃が重かったので、朝から白湯だけ飲んで、
昼にお粥を食べました。
すっきり整った感じがして楽になりました。
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小豆入り、少し色がつきます

今日は小豆を入れてみました。
これはお塩だけでいただく。
玄米に小豆を入れて炊きますが、そのお粥バージョン。
シンプルな美味しさ。

お粥のように粘度がある方が喉を無理なく嚥下できるようです。
スープ(液体)は、むせることもありますが、
ポタージュやお粥はまとわりつくようにいただける。
辰巳芳子さんが8年間お父様を介護して、食べつかせる、ことを
語っておられました。
確かに、病人は寝ていてもとろみがあると
スプーンで持っていきやすいです。


⚫︎
お粥の土鍋は蓋を壊してしまった土鍋に別の蓋をあつらえたもの。
今のところお粥専用の鍋として活躍。

台所仕事をすると、いろいろ道具にこだわりたくなります。
色々な本をながめてああでもない、こうでもないと。

20年近く経てようやくしっくりいく道具が揃ってきている、
現在進行形のワタシの台所です。

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以下の本も良くながめました。


#895 お彼岸のお花がまだまだ元気でウレシい、場所を移動して玄関に

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by hiyoriya1410 | 2015-03-24 23:18 | 食のまわり | Comments(0)
2015年 03月 23日

緊張の緩和と「笑わせて笑わせて桂枝雀」

先週に続き落語について。

枝雀落語にすっかり夢中になって、
CD、DVD、落語の本、本人の著書とみていくうちに、この本も知って読みました。



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朝日新聞の芸能記者だった上田文世氏が書いた枝雀さん。
序にかえて、では桂米朝師匠が言葉をのせています。

内容は、桂枝雀の人生、とその番外編で構成されています。
番外編は、家族や弟子たちのインタビューがあり、
創作落語を枝雀さんに数多く提供した落語作家小佐田定雄さんが
小米落語と枝雀落語とについて語ったりしています。

枝雀さんが生き生き語られています。
枝雀さんは、落語のマクラでも自分の生い立ちを話しています。
CDで聴きました。(鴻池の犬のマクラ)
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お姉さんと3歳の枝雀さん、かわいい

ブリキ職人の家に生まれ、大阪で空襲に合う、兄弟でラジオの漫才番組に賞金目当てで出演、神戸大学文学部に入学、大学がどんなとこかわかったと1年で中退、米朝さんのはじめての住み込みの内弟子、子どもを背負いながら(子守り)ひたすら落語を繰る日々、桂小米となる、お囃子さんの志代子さんと結婚、すぐ弟子をとり共同生活、最初の鬱病にかかる、高校時代から英語が得意で、英語落語をはじめる(1987〜1996)、枝雀寄席というTV番組は20年続いた、歌舞伎座落語公演大盛況、晩年鬱病再発。

最初の鬱病を脱してからは、芸風をがらりと変えて
桂小米から桂枝雀へ、
大爆笑王としての枝雀さんになりました。
仮面もつけ続ければそれが本当の顔になると。


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ページ左上に雀が

以下は枝雀さんが分類した笑の方程式とでも言うべきもの。

「緊張の緩和」が笑いを生むとする独自の落語理論を展開していました。
そして、サゲ(オチ)の4分類に、「ドンデン」「謎解き」「へん」「合わせ」。
これを知った時、すごいなぁ、と。

本の1部の終わり近く、米朝さんが

枝雀落語の危うさをインタビューを受けて、語っていました。

到達点がない話芸で最高点を求め続けた枝雀さん。
お客さんを喜ばせ自分も楽しめないと、良し、としない性格だったと。

このこだわりはスティーブ・ジョブスと同じ、
大事なのは自分が納得するかどうか人の評価などは関係ない。

確かに笑いに関して独自の分類をするなど恐ろしく理論派。
極める、こと、笑いの怖さを感じました。

でも、あれだけ自分の落語を好きだった枝雀さん。
本当に自分ではどうすることもできない病気だったのだと、
いまは思えるようになりました。

60歳で逝ってしまった枝雀さん、
70代、80代の噺を聴いてみたかった。

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この本の装丁がとても好きです。

マットな黒バックに金文字で桂枝雀。

左ページに雀があちらこちらに飛びまわっています。

見返しも桂一門の紋が美しい。

カバーをめくるとやっぱり雀が飛んでいるのです。


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#896 寒の戻りで雪舞う1日、冬がなごりおしくなるから不思議



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by hiyoriya1410 | 2015-03-23 23:21 | 身辺雑感 | Comments(0)
2015年 03月 22日

90時間ラジオと「ラジオ深夜便」

NHKラジオが、放送90年を記念して
3月19日から22日にかけて90時間ラジオと銘打って様々な企画を放送中です。

毎朝お世話になっているラジオ放送。
TVと違って手が止まることがないのがいいです、朝にはもってこいのメディア。

知る範囲でのラジオ番組のことですが、
毎夜24:10から29:00ラジオ深夜便は人気がある番組です。
テキストも発売されていますよね。
(もっともなんでもテキストにしてしまうのがNHKさん)

⚫︎

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ラジオで料理を紹介するというコーナーもあって聞いたことがあります。
包丁がまな板にあたる音、野菜をちぎる音、火にかけてぐつぐつ炊き上げる音。
感覚を鋭くして完成した料理を想像します。

出来上がりを解説するアナウンサーの腕のみせどころでしょうか。
音だけで完成を自分なりに作り上げねばなりませんから。

その職人版のような「おとおばけのぼうけん」という
(タイトル知りませんでした)

音を訪ねて旅する番組もありますね。
加治屋さんの現場を訪ねた時の音を聞いたことがあります。

音を聞こうと思って聴くと、すごく集中するから不思議。

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地球は広い

週末の夕方放送している、ちきゅうラジオは、
世界中を旅している日本人が今いる国をレポートしてくれる番組。
いろんなところにいろんな形で旅している人がいるのだなぁと。
夫婦でバイク、ひとりで徒歩とか、現地に暮らす人々のレポートも。
暮らしていなければわからないことはやっぱり多いですから。

インターネット経由で、ラジオを手軽に聞ける環境になりました。
思いがけない音楽や話が耳に飛び込んでくる、
そんなラジオをこれからも楽しみたいものです。

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#897 おやつにミスドのドーナツをいただく。ラズベリーの甘酸っぱさに笑み

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暖かかった週末の空


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by hiyoriya1410 | 2015-03-22 20:51 | 暮らしのエッセンス | Comments(0)