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2015年 05月 31日

景色のかたちと「常用字解」

いつも車で通る空き地に気になる木が、コチラ。

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人に見えて、杖をついた老人のよう。

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電信柱から稜線のような電線、高低差が不思議

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⚫︎
景色から思い出したのが、この字典。
漢字の巨人、字統、字通、字訓と大きすぎる仕事に圧倒されます。




こちらは普及版。
それでも見出し文字総数1946字。


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字典は見始めると止まらなくなってしまうことも。
紙の字典、細々と生き残ってはいくと思うのです。

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#840 前の家の花壇から、白い花は可憐という言葉が似合いますね
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by hiyoriya1410 | 2015-05-31 22:55 | 読書のまわり | Comments(0)
2015年 05月 30日

いやだ!そんなことはおことわりだと「ちいさなふるいじどうしゃ」

ぼくは いやだ! そんことは おことわりだ。まっててなんか やるもんか!」

この絵本の決め台詞とでもいいましょうか。
とにかくなんでも、いやだ!いやだ! なのです。



運転手さんがちょっと待っていてくれよ、
というのも聞かず、走りだします。
道路を走っていると道を横断しようようとする、
カエル、ウサギ、アヒル、ウシ、お百姓のおばさん、
と次々にに遭遇します。

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ちょっと待ってておくれ、とみなが言いますが、
お構いなしに走り去って、みなを蹴散らして。
最後に出会ったのは踏切を渡ろうとする機関車。
やっぱり、いやだ! と走って、
ぼっかーん!がっしゃーん!

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こなごなになった、ちいさなふるいじどうしゃ。
駆けつけた運転手さんは、
「この きかんぼの、ちいさな ふるい じどうしゃめ」
「こいつは、したくないことは ぜったい しなかった。もう おそい。こいつのために してやれることは、もう なんにも ない。〜」

がらくたになってしまった、ちいさなふるいじどうしゃは、
お百姓のおじさんに拾い集められて、
跳ね飛ばされた動物たちの家なったり、ブランコになったりと、
みんなの役にたちました。

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このおはなし、教訓めいた風にもとれますが、
それよりも、きかんぼのじどうしゃが、いやだ!いやだ!好き勝手する、
そこにちょっと爽快感を感じます。
機関車に突っ込んだら、こなごなにになると、わかってか知らずか、
最後まできかんぼを押し通した、じどうしゃの向こう見ずな所も
本当はそんな風にしてみたい、
ダメだとわかっているけれど、そうしたいんだ、
という気持ちをじどうしゃが、代弁しているように感じました。

意志の強さを持つこと、
あるいは妥協することができなかった、じどうしゃの性格、
したくないことはぜったいしなかった、じどうしゃの末路を
子どもたちはどんな風に感じるのでしょうか。

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#841 愛車が5日ぶりに帰還。中古の部品が1台だけみつかって修理、無事復活できました。よかった


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芍薬の季節、好きな花

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by hiyoriya1410 | 2015-05-30 23:23 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 05月 29日

将棋名人戦第五局と「決断力」

羽生善治名人と行方尚史八段の名人戦第五局の二日目、
今まさに大詰めの模様。
名人優勢で防衛の色が濃いようです。

羽生さんといえば、将棋をあまり知らない人でも、
その名前を知っている、というくらい将棋界を代表する人です。
現在、将棋の七大タイトルの内、四冠を保持しています。

もう7、8年前でしょうか、
「爆問学問」というNHKの番組に出演した時のことです。
この番組はその道の専門家に話を聞く、というもので、
将棋会館に羽生さんを訪ねて収録されていました。

将棋についてあれこれ話が進みましたが、
太田光さんが唐突に、不安定な世界情勢についてどう思うか、
と聞いたのです。
すると、羽生さんは

〜将棋ではすべてが盤上にある。
相手からとった駒も置いてあって、自分の駒としてつかうこともできる。
すべてを手の内を見せ合って戦うのが将棋。
つまり何事においても、情報公開が重要ではないか〜

というような主旨のことを切り返したのです。
これを聞いて、すごいな、とあらためて思った次第。
政治宗教がらみのことは話しにくいもの、
それをさらっと、将棋という自分の世界のことを例に、
この応え、見事です。


⚫︎


ますます羽生さんのファンになってしまいました。
こんな羽生さんですから、書く著書もよく話題になります。
こちらもベストセラー。
2005年初版ですかたもう10年前、帯の羽生さんが若いですね。
ワタシが持っている新書が2008年で40万部、
きっと、ずっと売れ続ける本なのかも知れません。

タイトルどおり、特に将棋は決断の連続です。
責任あるポジションで人はどう決断を下すべきか?
ジャンルをを飛び越え、数多くの企業経営者に読まれる1冊。
現代企業に通ずる至言がここにはある。
と、帯にあります。
そのいくつかを。

勝負の土壇場では、精神力が勝敗を分ける
知識は、「知恵」に変えてこそ自分の力になる
勝負では、自分から危険なところに踏み込む勇気が必要である
決断は、怖くても前に進もうという勇気が試される
常識を疑うことから、新しいアイデアが生まれる
直感のななわりは正しい
人間は、どんなに訓練を積んでもミスは避けられない
感情のコントロールができることが、実力につながる
創意工夫の中からこそ、現状打破の道は見えてくる
才能とは、同じ情熱、気力、モチベーションを持続することである
子どもは「できた」喜びが、次の目標へのエネルギー源になる
「真似」から「理解する」へのステップが想像力を培う
決断するときは、たとえ危険でも単純で、簡単な方法を選ぶ
決断とリスクはワンセットである
欠点は裏返すと長所でもある

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小さな花々
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#842 今年一番の暑さにうなだれる夕方、冷えた水がおいしい


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by hiyoriya1410 | 2015-05-29 23:09 | 身辺雑感 | Comments(0)
2015年 05月 28日

毎年咲く花と「川瀬敏郎 一日一花」

道を歩くと毎年必ず出会う花々があります。
同じ場所に同じように。

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電信柱とともに


道端や生垣、線路脇や電信柱の横、空き地や庭、軒先。
咲いたと思うと枯れて、また次の花がいつの間にか咲き出す。
凄いなあ、と。

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線路脇の花

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⚫︎



川瀬敏郎さんの366日の花。

東日本大震災のあとはしばらく花を手にできなかったが、
その後被災地の人々が花をながめる無心の笑顔を見て、
無性に花が活けたくなり「一日1花」をはじめた、とあとがきにあります。

1日1ページ日付と一言が添えられ、花と器が記されています。
背景が366日、ずっと同じなので、花がより際立ちます。

凛として気持ちよい景色です。
ちなみに今日、5月28日の花は、深山半鐘蔓(ミヤマハンショウヅル)。
いまはもう、この花はのような人に
出会えなくなりました。
の一言。
紫の鐘の鐘のような形の花、うつむき加減で楚々とした印象です。

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枯れそうな花もまた美しい


#842 道を歩きながらきょろきょろしてしまう初夏の陽気の日





by hiyoriya1410 | 2015-05-28 23:47 | 身辺雑感 | Comments(0)
2015年 05月 27日

落ち着きのアオと「三びきのやぎのがらがらどん」

三びきのやぎが踊るように橋を渡っている表紙、
落ち着いた青色の背景が目を惹きます。




アスビョルンセンとモーの北欧民話とあります。

アスビョルンセンは大学で植物学を学んでいましたが、
グリム童話に触発されて、知人のモーとノルウェー各地を巡り
伝説や民話を集めたとあります。

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ペテル・クリスティン・アスビョルンセン

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ノルウェー民話集、〜がらがらどんが収録されている

こちらが日本語版


なんといっても、マーシャ・ブラウンの挿絵の素晴らしいこと。
小さいやぎ、2番目のやぎ、大きいやぎのそれぞれが魅力的です。

小さいやぎは、軽やかで決して弱々しくありません。
2番目のやぎは、頭脳派、トロルを挑発するような風体(あご髭とか)、
大きいやぎの、迫力といったら、トロルが可愛らしく見えるほどです。

かたこと かたこと
がたごと がたごと
がたん、 ごとん がたん、ごとん

やぎたちの足音の違いやトロルとの会話がみな違っていて、
さて、自分はどのタイプかしら、と考えてみるのも一興。

山でたらふく草を食べて太ったやぎたちを描いた最後の場面は、
昔話特有の〆方、

チョキン、バチン、ストン。
はなしは おしまい。

この魔法の言葉で子どもたちはちゃんと物語の世界から
現実の世界に戻ってこれる気がします。


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#843 夏のような日差しを浴びて、マーガレット。町中の空き地に咲きほこる、いつも見とれてしまう

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by hiyoriya1410 | 2015-05-27 23:42 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 05月 26日

トートバックのアレンジと「すてきにハンドメイド」

「このバッグに仕切りとポケットつけてくれない。
あと、肩にかけられる長さでひももつけて」

と、いきなり注文してくるハチくんです。
お気に入りキャラクターの帆布布バッグを使い勝手よくしたい、
わけで、さらっと、
「できるでしょ」
まあ、できますけどね。

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早速同色の布があまっていたので、ざっくり合わせて、
仕切りには帽子のブリム用に残っていたポリ芯を使い、
包んでポケットを両側に大小つけて、
ひもを三つ折りにしてガーッと縫って、
本体にボタンをつけてループをかけ、出来上がり。

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ひもと仕切りポケット

出来上がりを見て、
「布も同じだ、いいねぇ」
と、おほめの言葉。

ハチは小さい頃、ワタシが何かしら作っている側で、
面白がってボタンを布にいっぱい縫い付けてみたり、
不思議なことをしてましたね。

最近購入したお気に入りのトートバックはスオーロはコチラ:楽天

⚫︎
こうしたアレンジやリメイク、洋裁やクラフト、
手作りのものを作る番組といえば、


コレは毎月出ている同名の雑誌。
婦人百科、おしゃれ工房、と名前は変わりますが、
ずっと手作りで身近なものを作る番組は続いています。

ワタシが作っている石けんの前田京子さんや
帽子の石田欧子さんが出たときは、実演が見れてワクワクしました。

コレは自分では作らないな、というものでも、
作り方を見ていると面白いものです。
こんな風に作っているのか、と発見があったり、
手縫やミシンの基本を丁寧に解説してくれるのもありがたい。
ずっと続いてほしい番組です。


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#844 知人のお庭からいただいたお花、この季節紫色の花がたくさん目につきます。鮮やか


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by hiyoriya1410 | 2015-05-26 22:09 | ハンドメイド | Comments(0)
2015年 05月 25日

クマのプーさんのえほんと「プーのはちみつとり」

そうら、クマくんが、二階からおりてきますよ。バタン・バタン、バタン・バタン、頭をはしご段にぶつけながら、クリストファー・ロビンのあとについてね。二階からおりてくるのに、クマくんは、こんなおりかたっきり知らないのです。
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こんなふうにはじまる、クマのプーさんのおはなし。

最初の見開きの左ページに、階段をおりてくるシーンがあって
はじめて見たとき、なんだかビックリしたのを覚えています。

このおはなし、構成がちょっと変わっています。
おとうさんが語りますが、クリストファー・ロビンはプーさんと二役なのかな。
まず自己紹介があって、どんなお話をするのかプーさんと相談しているのです。
お話のための前置きがあって、「はちみつとり」のお話がはじまるのですが、
時々妙な突っ込みが入ったりするんです。言葉の意味を聞き返すとか。

翻訳のリズムも独特で、
はじめて音読したときはちょっと戸惑いました。

プーのお話は色々な形で本になっていますが、
この分冊になった絵本シリーズが、挿絵が美しくて好きです。

大木の扉を開けて立つクリストファー・ロビンが、
プーさんと向かい合っている場面は、
このプーさんがロビンにとって、本当に大切な友だちであることが
一目でわかる、そんな挿絵です。

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絵本のプーさんは、とにかく愛らしくて、可笑しくて
シェパードの挿絵なしにこのお話は考えられませんね。
よくできた絵本というのはすべからくそうなのでしょうが。







#845 ハチが体育の長距離走のさなか熱中症になってしまった。休んで回復してよかった


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by hiyoriya1410 | 2015-05-25 23:28 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 05月 24日

お香と「トトロの住む家」

一年中お香をくゆらせています。

お香たてをあちらこちらにおいて、
朝起きて、食事の時間が終る度に、気分転換に、
来客があるその前に、眠る前に。

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場所も台所、リビング、玄関、階段、脱衣所、トイレ、窓辺、各部屋と、
もちろんお仏壇も。
いたるところで匂いが気になるとお香を焚きます。
もう30年近くになる習慣です。

ステック状のいわゆるお線香タイプ。
長年愛用してるのが、鳩居堂のお香。

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今年パッケージがリニュアルされました。
香りはさほど変わっていません。

最近は色々なタイプの芳香剤もありますが、
お香は焚いている間とその後少しの時間香りが残る、
その時間限定なところが気に入っています。

そういえば、芸妓さんが花代として
線香1本分で数えるというのを聞いたことがあります。
時間をはかることもできるお香です。

⚫︎

匂いというのは感覚もかなり個人によって変わるもの。
家の匂い、というものもあります。
こちらに登場する家はどんな匂いがするんでしょう。




アニメ「となりのトトロ」に登場する、塚森の主、トトロ。
そのトトロが喜んで住みそうな「懐かしい家」を訪ねてみた。

とあります。
本棚にあったのは1991年発行、2011年に改訂版が出ています。

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これは旧版から、憧れの窓辺


宮崎駿さんのイラストがその家の優しさを伝えています。
どこか懐かしく薄暗く秘密がありそうな家の写真は、
庭であったり、応接間だったり、玄関、窓辺、どれをとっても
美しい佇まいなのです。
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こちらも家を作るなら是非欲しい縁側

#846 ライ麦粉入りの角パンは香ばしい、みっちりつまっています
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by hiyoriya1410 | 2015-05-24 23:33 | 暮らしのエッセンス | Comments(0)
2015年 05月 23日

ひらめきと「博士と彼女のセオリー」

久しぶりに映画館で映画を見ました。
理論物理学者であるスティーヴン・ホーキング博士と
彼の元妻であるジェーン・ホーキングの関係を中心に追っています。

出会った1963年のケンブリッジ大学の学生だった時からはじまり、
余命2年といわれてからのジェーンとの20数年。
青春時代は瑞々しく、動かなくなっていく身体を操る痛々しさ、
介護に対する国や家族の考え方も新鮮でした。




原題はTheory of Everything、万物の理論。
物理学者にとって世界の成り立ちを説明する究極の理論です。

ホーキング博士を演じたエディ・レッドメインの演技が素晴らしく、
アカデミー賞で主演男優賞を受賞しています。
映画は2014年公開。

印象的だったのが、
身体の自由が次第にきかなくなっていくホーキング博士は、
裏腹に頭脳は明晰さ増していくようでした。
特に、暖炉の火を見つめたシーンは象徴的。

物理学者の閃きが、
暖炉やコーヒーカップのクリームの動きであったりすることが、
ユニークでした。

世界で1000万部売れたという「ホーキング博士宇宙を語る」が、
書かれた背景がわかって、なんだか嬉しく思いました。



70歳を過ぎた今も活躍されていますが、素晴らしいことです。


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#847 朝に、人参のポタージュ。弱火で蒸し煮、人参と塩麹だけでだしいらず、甘くて美味




by hiyoriya1410 | 2015-05-23 23:51 | 見たものイロイロ | Comments(0)
2015年 05月 22日

子ども時代と『石井桃子のことば』

子どもたちよ
子ども時代を しっかりと
楽しんでください。
おとなになってから
老人になってから
あなたを支えてくれるのは
子ども時代の「あなた」です。

石井桃子
2001年7月18日





日本において子どもの本の礎を築いた石井桃子さん。
101年の体験と思考から紡ぎ出された珠玉のことばの数々が、
彼女と時を多く過ごしてきた人々によって本になりました。
冒頭のことばは、1ページめにあります。



本のなかから、そのことばのいくつかを。

私がいままで物を書いてきた動機は、~何度も心の中にくり返され、なかなか消えないものを書いた。~人にも聞かせて、いっしょに喜んだものを翻訳した。

私が子供の本にひかれるのは、どこの国の人にも通じる普遍性があることです。きっと時代の風潮に影響されない根本のところで書かれているからなのでしょう。



児童文学の道へ、の章では、

いい本は年をとらず、いつも新しい 

子どもが、同じ本を何度も読み、そのたびに深い楽しみをくり返せるということは、人間としての自然の欲求からくるもので、知らないまに、自分をのばしているということになるのじゃありませんか。そのためにも、いい絵本は、ほんとにたいせつなものに思えるんです。

その物語が全体として、どっちの方向に向いているかということです。やはり生きているということはすばらしいことだーーこんなこと、子どもは意識的に考えませんがーーの方向に向いていてもらいたいですね。

絵本は楽しんでもらいたいんです。ほんとうに楽しむからこそ、生きてくるし、子どもにも意味のあるものになれるんです。



「子どもの図書館」は海外の自動図書館を視察して、
帰国後書いた本です。その中から、

こどもが、本(文字)の世界にはいって得る利益は、大きく分けて二つあると思います。一つは、そこから得た自分の考え方、感じ方によって、将来、複雑な社会でりっぱに生きてゆかれるようになること。それからもう一つは、育ってゆくそれぞれの段階で、心の中で、その年齢で一番よく享受できる、楽しい世界を経験しながら大きくなってゆかれることです。



本は一生の友だち

本は友だち。一生の友だち。
子ども時代に友だちになる本、
そして大人になって 友だちになる本。
本の友だちは一生その人と共にある。
こうして生涯話しあえる本と
出あえた人は、仕あわせである。
石井桃子

これは本の おわり近くに冒頭同様自筆で書かれたことばです。

この本では、石井さんの仕事、全著作リストや、
辿ってきた足跡、関わった人たちのインタビューなどで構成されています。

はじめての翻訳した「くまのプーさん」は楽しくてしかたなかった、
ブルーナは難しかった、
ポターのピーターラビットの絵本は、満足のいく翻訳ができるような本ではない、
など、興味深い翻訳者のことばに苦労が偲ばれます。

ハチが2歳半くらいから絵本を読んできましたが、
石井桃子、の名前は覚えている様子でした。
本当にたくさんの絵本を日本にもたらしてくれた方だと思います。


絵本のブログを書いています。よろしかったら覗いてみてください。



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#848 夕食にさつまいものニョッキ、クリームソース。黒胡椒をきかせて、もっちりとできました。おいもと粉(薄力粉とコーンフラワー)の割合は2:1くらい


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by hiyoriya1410 | 2015-05-22 23:01 | 読書のまわり | Comments(0)