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2015年 12月 29日

ひつじと「まりちゃんのくりすます」

ふゆです。
ゆきが ふりました。


こうしてはじまる、まりーちゃんとひつじのぱたぽんのお話です。
クリスマスをまつ楽しみが伝わってきます。
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見返しのたまごいろ

1975年に発行されたこの絵本は、「岩波書店の子どもの絵本」シリーズです。
文字、装丁になつかしさがみえます。
”クリスマス”などのカタカナは、ひらがなで書かれ太文字になっています。
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クリスマスが近いのでまりーちゃんは、サンタクロースのプレゼントを心待ちにしています。
ひつじのぱたぽんは、自分は靴を脱ぐことができないので、プレゼントをもらえない、と嘆きます。
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そんなぱたぽんのためにまりーちゃんは、
木の靴を作っているおじいさんのところへ行き、
ぱたぽんのために靴をあつらえるのです。
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さあ、クリスマスの朝です。
まりーちゃんに、そしてぱたぽんにもプレゼントが届いていました。
サテンのリボンのついたベルに大喜びするぱたぽんの姿でおわります。

まりーちゃんはプレゼントをもらえるクリスマスを心待ちにして、
あれこれ想像して楽しみに待ちます。
そのプレゼントを受け取るという喜びを、ぱたぽんにも分け与えます。

クリスマスの幼い頃を思い起こさせてくれます。

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面で描かれた絵、淡い色彩が世界をやわらかくしているようです。

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#704 ひつじ年の2014年もあと3日を残すのみ。雪もようやく降り積もりました









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by hiyoriya1410 | 2015-12-29 21:21 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 12月 26日

花と色と『パセリともみの木』

落ち着いた色あいの絵本です。
紙の色も淡いクリーム色。
そこへ緑や茶色のアースカラーがのっています。 

 

「パセリ」と呼ばれるようになった大シカと年をとったもみの木の物語。

ふかい ふかい みどりの もりのそのはずれに、
いっぽんの たいそう ふるい もみの木が ありました。
もみの木は きりたった がけを みおろすように たっていました
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最初のページ

もみの木と描かれる森の様子と木を伐りだして暮らしに使う人間たちの様子。
めぐる季節に自然の厳しさを知るもみの木、そしてもみの木にいつしかよりそうシカたち。
シカはもみの木のそばに生えるパセリが大のお気に入り、
いつしか「パセリ」と呼ばれるようになります。
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大胆な構図

ある朝、猟師がシカを見つけ、鉄砲かまえたその時、
風がふきもみの木がしなって猟師を打ったのです。
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もみの木とパセリ


この絵本は開いたとき、右ページに絵、左ページに文が書かれています。
文のページには草花が必ず描かれています。
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ヘザー
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ヨーロッパマンネングサ
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イトシャジン

物語が終わったあとに、

このほんにでてくるはなのなまえです。

と。23種類の英語と日本語で名前が記されています。

ナズナ、キバナノキリンザクラ、ワスレナグサ、マウスイヤー・ホークウィード、マツユキソウ、スミレ、クルマバソウ、キンポウゲ、イトシャジン、キツネノテブクロ、コミヤマカタバミ、野生パセリ、セイヨウカワラマツバ、ヨーロッパマンネングサ、ウンラン、ヘザー、カッコウセンノ、のいちご、ウマノアシガタ、オニアザミ、オオルリソウ、コゴメグサ、ルピナス

なんとも初めて聞く草花の名前の多いことか。
すっとのびやかな線と柔らかな色で描かれています。
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もみの木とパセリの堂々とした姿。
美しくも厳しい自然の風景。
数百年経た絵画を思わせる色合い。

それらが心落ち着く雰囲気を醸し出しています。

作者のルドウィッヒ・ベーメルマンスは、「げんきなマドレーヌ」のシリーズで知られます。
オーストリア生まれ、16歳で単身アメリカへ渡って絵本作家になりました。

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#705 箱のみかんを長持ちさせるには、一度全部出して一段づつ新聞紙を挟んで箱に保存すると、新聞にあり。夕方知人から箱のみかんが届きました。ハチの大好物


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by hiyoriya1410 | 2015-12-26 23:51 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 12月 23日

『嫁入り花ふきん教室』の針仕事の美

「花ふきん」とは、刺し子を施されたさらし木綿のふきん。

最初のページ、
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かつて嫁ぐ娘の幸せを願い、
さらし木綿に祝いの模様を
刺し子で施したふきんを
持たせる風習がありました。
それが嫁入り道具の「花ふきん」です。
やがてそれは、娘の針仕事の手本となり、
暮らしを支えた刺し子の手法は、
母から娘へと伝えられていきました


2013年にはその美しさを伝えた本が出ていますが、
こちらはその作り方、手法が紹介されています。

まず、基本の作り方。
1 下地を作る
   ゆがんださらしの布目を整える「地のし」、糸を抜いてそこから布を断つというもの(こうしてきれいに断つんですね!!)
2 下線を引く
   チャコペンを寝かせて細い線を引く。布の中心から1cmの方眼線を引く。2色使うとわかりやすい
3 額縁を刺す
   端から1cmの額縁線から刺し始める 
4 模様を刺す
   玉結びはせず返し刺しから始める。直線ごとに刺す。角度が変わるところで糸を引く。縦と横の線が交差するように刺す
5 仕上げ 
   房を結び、手洗いしてアイロンをかける。はみ出し糸や房を切って完成
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全29種類、「模様刺し」。
四つ葉、風車、北帰行、雷光に雷神、竿燈、桜亀甲、
曲線の模様では、七宝、巴つなぎ、鳥欅から巴唐草、
など楽しみな名前が連なります。
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「地刺し」では、
親亀・子亀、花刺し、笹刺し、米刺し、山道、家並、亀甲応用、六問銭刺し
の8種類、いずれも緻密、みるだけで声が上がります。

ハチが中学2年生の時、刺し子のふきんを家庭科で作っていましたっけ。
細かく縫う、という作業が実は苦手です。
この本を眺めていると、これを作る人に憧れずにはいられません。
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使い込まれたハチの刺し子ふきん
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#706 刺し子は白地に咲いた花の絵のよう

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by hiyoriya1410 | 2015-12-23 23:53 | 暮らしのエッセンス | Comments(0)
2015年 12月 20日

『風雲児たち』という大河ドラマ

2015年のNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」終わりましたね。
3部構成、吉田松陰の妹が主人公は、ちょっと無理があった印象。
「八重の桜」もですが、女性主人公は難しいような気がします。

近年の大河ドラマは、戦国時代か幕末か、
すっかりこのパターンが繰り返されているようです。
来年は「真田丸」、三谷幸喜脚本で「新撰組!」以来の大河ドラマです。

「平清盛」とか好きでしたが、人気はなかったですね。
時代が下るほど資料は少ないわけですし、
時代背景、生活様式など、現代とかけ離れているようで、
登場人物に感情移入しにくいのでしょうか。

それにくらべて、戦国~江戸~幕末・明治は、
資料も豊富、まだ描きやすいというのはわかりますよね。


10月から始まった朝のテレビ小説「あさが来た」は、
「花燃ゆ」と同じ時代を描いていますが、おもしろいです。
むしろこちらの方がスケールが大きく見応えあり、
商人たちから見た幕末明治が新鮮です。


漫画でこの時代を描いた傑作といえばこちら。
みなもと太郎の壮大な歴史大河漫画。


「風雲児たち 全20巻」、
「風雲児たち 幕末編」が現在も連載中。
1979年に連載開始ですから36年です。

幕末を描きたかったが、発端をたどると江戸幕府成立がからむことから、
そこが連載開始となった、と作中に作者が語っています。
この漫画、歴史を辿っているので解説が多くなりますが、
そこに登場するのが、みなもと氏。
漫画の随所で現れては、彼なりの解釈を加えて説明してくれます。
歴史大河なのにギャグ漫画になっていることにも、
読み始めたころビックリしましたっけ。

12年ほど前に読み始めて、その濃さにやられました。
二百数十年という時代の間に生きた人々の多くの生き方が次々に現れます。
ウィキペディアの風雲児たち、の解説をみて驚くのは、
やはり登場人物の多さ、時代の長さからみても当然なのですが。


商品の詳細


当たり前ですが、いろんな人がいます。
中でも印象に残っているエピソードをいくつか。

解体新書が出版された経緯、教科書では杉田玄白の名が大きいが前野良沢という人の翻訳オタクぶり。辞書もない時代にどのように翻訳したのか、考えたら不思議なことで頷くことばかり。

主流の話ではないのですが、千葉の土木工事の場面で理不尽な扱いを受ける人々と薩摩との交流があり、それが今も続いているという話。この回でなぜかぼろぼろ泣いてしまった。

ジョン万次郎の話。優秀すぎる人材を使いこなせないのはつらい。本人は日本に戻れてよかったのでしょうか。

同じく、ロシアに渡った大黒屋光太夫のロシアの旅。光太夫をえがいた映画「おろしや国酔夢譚」も見たことがありますが、みなもと氏の印象が強すぎました。

高野長英や吉田松陰をはじめとして、あっさりと死に追いやってしまう時代。

江川太郎左衛門の反射炉はじめ造船や電気でものつくりでは魅力的な人がたくさん。

薩摩・長州は遠いからこそ生き延びられたというか、地理的な条件は重要だったんだなと。

黒船=怖い、でなく黒船=面白い・見に行く。江戸の市井の人の気質。深刻とユーモアがいっしょ。

日本は、そこそこ外交交渉上手だったのでは、と思わせる対ロシア、対アメリカ。

外国人が魅力的に描かれています。絵でのデフォルメがききます。

アメリカ遠征でのマスコットキャラが大人気者、日本では全く知られず、そのギャップ。

安政の大獄、桜田門外の変の井伊直弼が十四男だったとは。


それぞれについてはたくさん本もあるのでしょうが、
みなもと太郎という目を通して紹介される彼らや時代、たわいもないことが
通して読めるというのが楽しみなのです。

話が濃くてあまり読み返すことも今のところできていません。
もうしばらく続きそうですが、大河漫画としての終わりには近づいているようです。

この漫画を読むと、歴史で習ったことが本当に現代に続いていると感じられるのです。

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#707 久しぶりに丸パンにして焼きました。やっぱり焼きたてはおいしい。塩とオリーブオイルで


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by hiyoriya1410 | 2015-12-20 23:47 | 身辺雑想 | Comments(0)
2015年 12月 19日

『錦織圭 リターンゲーム 世界に挑む9387日の奇跡』の来シーズンとクリスマスプレゼント

クリスマスが近いので、ちょっと早めに食事会です。
長岡のkukuがオマージュ・ア・パリでケーキを買ってきてくれました。
ハチと3人で洋風鍋とオーブンで焼いたたくさんの野菜とグリルチキン、
いつもとかわりなく。
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長岡のケーキ屋さん、オマージュドパリのケーキ
生クリームは爽やか、食べ続けると甘さが消えて行く

本はKukuが貸してくれたこちら。



プロテニスプレーヤー錦織圭選手のノンフィクション。
著者の内田暁さんはテニス専門誌「テニスマガジン」「スマッシュ」や、
スポーツ専門サイト「スポーツナビ」「スポルティーバ」などに寄稿しています。

丁寧な取材でグイグイ読ませます。
タイトルの「リターンゲーム」は錦織選手、というか
日本のテニス選手を象徴してる気がします。

錦織選手より先に世界のトップで活躍した伊達公子選手が現役の頃、
ウインブルドンで当時のチャンピオンシュティフィ・グラフとの準決勝。
2日にわたって熱戦を繰り広げた試合で、
リターンゲーム、とはこういうものなのか、とひどく意識しました。

サービスゲームが有利、とされるテニスで、
伊達選手はリターンゲームがむしろ得意でした。
ブレイク合戦となった試合でした。
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わが家のツリーはコンパクト

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錦織選手のリターンゲームは、見ていてワクワクします。
意図的でなく魅せるテニスができる選手であり、
それはテニスを楽しんでいるから。

リターンゲームを破らない限り、勝利しないのがテニス。
年が明ければ、また11か月に渡るツアーが繰り広げられます。
どんなリターンゲームをみせてくれるのか、心待ちにしたいと思います。

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#708 kukugくれた靴下、ウールで暖かそう、長岡の駅ビルにある靴下屋は、季節の靴下がたくさん、袋がキュートです


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by hiyoriya1410 | 2015-12-19 23:47 | 身辺雑感 | Comments(0)
2015年 12月 15日

『ニコライ・バーグマンが贈る北欧スタイル花のある暮らし』とブリザードフラワー

ブリザードフラワーを作っていただきました。
友人のキギさんが最近はじめました。

嵯峨御流のお花を習っていたそうです。
小原流とこのふたつだけが剣山を使わないで、
七宝という独特の花止めを使って花を活けるそうです。

花はもちろん生花が一番よいのですが、
いつでも花を眺めていたい、という欲求に応えてくれるのが、
生花の柔らかさを感じられるブリザードフラワーです。
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仏花にもぴったり。
これは以前いただいたもの。

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正月用のお花も

今回、家にあった白いコップと湯のみ茶碗を花器に持ち込んで、
kukuへのクリスマスプレゼントようにアレンジをお願いしました。
花器が珍しいのを、楽しんで作っていただけたようです。
また、お願いしましょ。
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今回、使わなかった器


作ってもらったバラをみていたら思い出したのが、こちら。


少し前にニコライ・バーグマンさんがテレビで花のアレンジを
教えている番組が再放送していました。
そのテキスト本です。

デンマーク出身のフラワーアーティスト。
箱に入ったフラワーボックスが有名かな。
初回、箱にバラを敷き詰めるアレンジをしていました。
大人ピンクのバラを使って。
生徒はふたり、木佐彩子さんと武田真治さん。
それぞれ個性が出るのがおもしろかったです。

番組をみていて、花の種類が豊富で羨ましい、
このあたりで手に入るお花の種類は限られるので。

花の活け方にもいろんなアプローチがあるものです。

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#709 大きいクリスマスツリーにあこがれます。今の家には場所も雰囲気も合わないかな、キギさんちのをみせていただいて大満足


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by hiyoriya1410 | 2015-12-15 21:19 | 暮らしのエッセンス | Comments(0)
2015年 12月 12日

【課外授業 ようこそ先輩~デザイナー佐藤オオキ】のセンセイの頭の中

課外授業 ようこそ先輩」はEテレで金曜日夜7時25分から放送。

番組紹介(HPより)
さまざまなジャンルの第一線で活躍する著名人が、ふるさとの母校を訪ね、後輩たちのためにとっておきの授業を行います。授業は通常2日間、リハーサルなしの真剣勝負です。内容や仕掛けは、先輩によって実に多彩。人生で得たこと、創造の秘密、専門分野の面白さなどを、独自の方法で解き明かします。

そんな先輩の思いがこもった授業を、子どもたちはどう受け止めるのか?そこには毎回、思いがけない発見と感動があります。1998年に番組がスタートして以来、これまでに500人を越える先輩が、母校の子どもたちに熱いメッセージを送ってきました。

🔳
今回は佐藤オオキさん。
2012年4月イタリア デザイン界の最高賞EDIDAデザイナー・オブ・イヤー賞を受賞
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スイスの時計メーカーの依頼、針を変えた
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2015年9月東京青山の事務所 母校の中学生に授業してほしい、
教えるのは苦手、大学で苦い経験がある デザインは教えられない
誰もが気づかないけれど体験したことがある
共感してもらえるような小さな些細な出来事を
うまく抽出してきて形にすることで誰かに伝えてあげる

11月 授業のオリジナルの教材ができた、一生教えなくていいくらいしっかり準備した

◉後輩たちに伝えたいこととは
ちょっと視点を変えてみる ことくらいかな それだけでこんなに楽しくなる
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授業モノには休み時間がある」

東京・東大泉 東京学芸大学付属国際中等教育学校
この学校は海外からの帰国子女を積極的に受け入れてきた、佐藤さんもそのひとり

デザイナーという仕事を知って言いますか
じつは、デザイナーの主な仕事は、アイデアを考える、特殊な仕事
当たり前のものを、ちょっと視線をずらすことによってアイデアがかくれている
当たり前のものがすごく楽しい物に思えてくる
体感してもらえたら

佐藤さんの作品に触れる
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瓶に入った24種類の香り、2種類の香りがブレンド
目に見えないものに形を与える
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透明な数種の色のついたフイルムが100種類
各班の作品
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次の課題、
目に見えないものを「見つける」
ヒント①目線を少しだけズラす
ヒント②物事の「スキマ」をながめる

そのものをみない、誰もが共有しているイメージをみないことがコツ
周辺をながめる、モノへの固定概念から自由になる

モノは休んでる間に別の役割を与えてあげる
傘が使われていないとき、携帯電話やスリッパなど
なにか新しい価値を与えたら、今までありそうでなかったものになる可能性がある
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枝に止まる鳥をイメージしたグラス

コップの休み時間を考える
それをデザイン。ひとつルール、小さな課題を解決すること

生徒たちの試行錯誤
佐藤さんは別室で待機、相談にのる

2日目
あるグループ、アルファベットを書き出して、hot が toy になる
いつも飲んでいる向きとは違う絵柄とか文字になる、ということを考えて

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このアイデアにいたく感心する佐藤さん、「すごい、へこむな~、全力でいかないと飲み込まれる」

佐藤さん、幼いころからドラえもんが大好きだった(ドラえもん の本をめくる佐藤さん)

あるグループ、砂時計みたいに砂糖がまざる、というアイデアに感心 
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2日間の授業が終了
楽しい、感動しました、びっくりです
デザインするのが好きで、深いところで共有できないと教えるのをあきらめていたけど、今回はそれができた、深いつながりができた

デザイナーの感動は形を手にしたとき、サプライズを用意
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1週間後
抜いたアイデアの形をもってきた佐藤さん
驚く生徒たち

生徒たちの感想
・自分の想像力を使う感じがよかった
・できたものをみて、本当に形になるんだと感動した
・友だちになれそう
・いろんな視点からいろんなものをみているなあ。そこがすごい
・私たちが思っている概念とは違うコップを作って、
常識以外のことを考えてみるのも新しい常識を生むことになるのかな、と思った

佐藤
自分が好きだと思っていたデザイン、まだ薄いところをみていた、
掘り下げていかないと、勉強になりました

🔳
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#710 洗濯機の水漏れ、本棚の移動と片づけに追われた1日、12月とは思えない空


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by hiyoriya1410 | 2015-12-12 20:34 | 見たものイロイロ | Comments(0)
2015年 12月 06日

ジャンプする子どもたちと「ムーン・ジャンパー」

なんとも、しっとりとした空気が感じられる絵本です。


おひさまは、くたびれている。そらから
うとうと ねむりかけた おかへ おりてくる。

はじまりの文。
くたびれたおひさま、という表現に笑ってしまいます。
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ある夏の夜、
青白く輝く月に向かって子どもたちが、ジャップするのです。

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青々と茂る、芝生の広がる庭で、
月を見上げる子どもたち。
男の子が2人、女の子が2人。

木に登ってみたり、でんぐり返しをしてみたり、
走りまわって、ジャンプして、
届かないおつきさま。
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お話のなかで、おつきさま大きくなって、
より神々しさを増してゆく。

おかあさんに時間ですよ、と呼ばれて、
おつきさまと夜の時間との戯れる時は、終わりです。
寝床につく子どもたち。

おつきさまは、そらの うみを わたってゆく。
4にんは ねむって、 あしたのおひさまを ゆめみる。
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これは、おわりの文。
月と遊び、おひさまを待ちわびて、
明日に向かって生きる子どもたち。


そこに見えるおつさまを、触れそうに思って、
手を伸ばしたことを、ふと思い出します。
見えているのに届かない、不思議。

センダックの絵は、とても繊細。
芝生がひんやりと湿っている、
月の光はほのかにオレンジがかって見えたりもするのです。
樹々の肌や枝や葉の一枚一枚が月の光を浴びて輝いています。

裸足で駆け回る子どもたちの飄々とした姿が、
なんとも愛おしいのです。

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ジャニス・メイ・ユードリーの 文、
モーリス・センダックの絵、
谷川俊太郎の訳。
谷川さんがセンダックの絵本を訳したのはこれが初めて(のはず)。

この絵本が作られてのは1959年ですが、
日本語訳で出版されたのは、昨年2014年11月です。

やはり、センダックはいいですね。

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#711 いつもは水か豆乳などを使うのをメイプルシロップで作ったシフォンケーキ、なかしましほさんのレシピ。kukuにホールごとお土産に

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by hiyoriya1410 | 2015-12-06 23:57 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 12月 02日

しあわせな家族と「海べのあさ」

きらめき・・・
はじめてこの絵本を読んだときの第一印象。


サリーと妹のジェイン、おかあさんとおとうさんの4人家族は、海辺のそばに暮らしています。


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ある朝、サリーは目をさまし、かけぶとんのかげからそっと外をのぞきました。
~きょうは、おとうさんとバックス・ハーバーへいく日だったののです!

こうして始まった1日。
サリーは歯が生え変わる年頃、ジェインは2歳くらいでしょうか。
ジェインの世話をやきながら、グラグラの歯を気にします。
サリーははまぐりをとっているおとうさんの元へ。
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海辺の景色と動物たちの様子が生き生きと描かれています。
ミサゴ、アビ、アザラシ、カモメそしておとうさん、
みなに「歯が抜けかかっているの」とふれまわります。

おかあさんに、歯が抜けるのは、大きな子になるしるし、まくらの下に抜けた歯を置いて、
すると願い事がひとつかなう、といわれたから。
その嬉しさがあふれ出ています。
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おとうさんに大きな口をあけてグラグラの歯を見せようとしますが、
なんと歯がなくなっています。
途中、海藻に滑ってしりもちをついたりしていましたからね。
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さて、家に戻ってから、サリーとジェインとおとうさんはボートで出かけます。
モーターが壊れておとうさんは手で漕ぎます。
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バックス・ハーバーにはいろんなお店があります。
ボートのモーターを修理し、抜けた歯のあとを大人たちに見せて、(なぜか男のひとばかり)
チョコレートアイスクリームを食べて、食料品とミルクのびんにつめてもらって、
帰途につくのです。
なおったモーターを勢いよく響かせて、
おかあさんのハマグリのスープができている家へ。
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すべての場面がいきいきと輝いて見えます。
彼女たちの見る世界が輝いているからなのでしょう。

大判の絵本で、色もブルーブラック、1色ですが
海は光って見えます。
人やモノ、自然、あらゆるものが動いているようです。

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見返しのキミドリが印象的


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#712 12月に入ってもあたたかい日もある珍しい年、青空は上を向く回数がふえます




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by hiyoriya1410 | 2015-12-02 23:07 | 絵本とともに | Comments(0)