シンプルライフと日和やの本棚

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2017年 11月 27日

革のペンケースと文庫カバーと『時計つくりのジョニー』

牛革のバッグを作ったことがあります。
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参考にしたのは以前紹介したこちらの本『バッグLessonプロが教えるテクニック』。

江面旨美さんのバッグが好きでよく他の本もながめていました。
素材の組み合わせが妙。
ホースやアミを使ったりユニークです。

革を麻糸で手縫い、ちゃんとバッグになります。

作って、材料費高いなー…作ったのはこのバッグと栞だけになりました。


そんな手仕事好きな彼をみていると思い出されるのがこの絵本。

『時計つくりのジョニー』は材料を集めて自分で柱時計をつくるジョニーのおはなし。



コツコツと取り組むジョニー。
強い意志を表面には出さないけれど行動でその強さを知ることができます。

うまくは言えないけれどこうした子ども、いたなぁ~とこの絵本をみると思います。

ちょっとジョニーに似ていなくもない息子。

先日、息子が革の道具ある?
と聞いてきました?

やりたいのだそうで、持っていた穴を開ける鉄?の道具など送りました。
この本も。

そして、ペンケース、文庫カバーを作ったそうです。
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子どもの頃から何か作るのが好きな人ですね。

そして、つくるのはやはり、たのしいのです。

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海外名作絵本のブログを書いています。



#667 フレンチトーストと焼きりんごはココナツオイルで香ばしく
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by hiyoriya1410 | 2017-11-27 20:58 | ハンドメイド | Comments(0)
2017年 11月 24日

『仮面ライダービルド』と科学アウトリーチ


火星探査機が持ち帰ったパンドラボックスによって日本は3つ分断された日本。
『仮面ライダービルド』は今期の仮面ライダーシリーズです。

1971年、はじめての仮面ライダーは藤岡弘、オンタイムで見ていましたね。
あれから48年…今もその名のヒーローが描かれるのはスゴイ!

昭和の仮面ライダーから平成の世、2000年になって息子が幼い頃、11年ぶりに仮面ライダーが復活『仮面ライダークウガ』。
主演はオダギリジョーさんでした。

『アギト』(2001年)では要潤さんが警官でライダー役、数年後の『響鬼』(2005年)は見ていました。
響鬼の細川茂樹さんは若くない(新人でない)仮面ライダーでしたね。

以来、見ていなかった仮面ライダーですが有望な若手俳優を排出する番組?になっていました。

『仮面ライダービルド』は、たまたま3回目の放送を見たら、あら、面白い!


主人公の桐生戦兎は平成仮面ライダー史上最高IQを誇る天才物理学者と設定。


その変身には動物や機械など、さまざまな物の力が封じ込められたアイテム「フルボトル」2本が用いられ、次々と創られていくフルボトルを「実験」と称して戦いの中で組み合わせてビルドの姿(フォーム)を変え、新しいフォームの能力を元に「勝利の法則」を編み出していくという戦闘スタイルが採られています。


このあたりはうまいです。

ボトルの組み合わせ次第で能力や姿がいくらでも作れまます。

ボトルを差し込んでアナログでグルグルとバー?を回すのも子どもがマネしやすい?!


舞台も火星から持ち帰ったもので日本が分断された、と近未来を先取りするような設定です。


ツイッターでフローしている物理学者も、「最高の科学アウトリーチ」と評していました。



橋本先生の本はこちらで紹介しています。





#668 甘酒のパンケーキをふわふわバージョンで焼きました。これも美味しい!

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by hiyoriya1410 | 2017-11-24 17:37 | 身辺雑感 | Comments(0)
2017年 11月 11日

『フードを包む』とパン・お菓子のラッピング

同じ ものでも包み方ひとつで印象は変わります。

過剰包装は必要ないのはもちろんですが、包む、ことが必要なら、美味しそうに包みたいもの。

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上田の天然酵母パンやさんルヴァンのパン

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高加水パンをおすそ分けする時の包み


福田里香さんのラッピングとお菓子の本『フードを包む 基本からわかる150のラッピングアイディア+40のおいしいレシピ』。


「おいしい包みはシンプル、そして便利で美しい」

そのとおりの内容です。

ヒモの結び方やゴムの使い方もなるほど。

さっそく色々とやってみます。

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誕生日に息子にもらった花束のアレンジ


#669  雹が降り雨風荒れ狂い晴れ間に太い虹に心奪われる忙しい午後
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虹は外側が必ず暗くなる


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by hiyoriya1410 | 2017-11-11 14:31 | 暮らしのエッセンス | Comments(0)
2017年 11月 03日

夕焼けと『日出処の天子」

文化の日は晴天の確率が高いのだとか。

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この日の夕焼けに目を奪われました。

鳥の翼のような雲が見事。

雲はどんどん姿を変えて、その目に写るのは一瞬のこと。


自然の風景は何百年も昔も同じだった、とー実感できる時。

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先日、奈良へ旅行した友人と話しながら、この夕焼けを思い出し、聖徳太子こと厩戸皇子の世代も同じように目にしていたであろうと想像。

◾︎


山岸涼子の『日出づる処の天子』はオンタイムで読んでいますが、センセーショナルでした。
当時、お札に描かれた人をマンガの主人公にする、ことや、もろもろ。

これで古代史に興味を持った人も多いのでは。

かくゆう私もですけれど。

梅原猛さんの『隠された十字架』や『水底の歌』にすっかりハマりました。


古代ロマン、とういう言葉は、歴史として資料が残っているような不明なような、微妙な加減が「浪漫」のなるさじ加減なのでしょう。

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#670 木々や空は見あきない「落ち葉鳴る 瞼閉じる タイムスリップ」

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by hiyoriya1410 | 2017-11-03 16:33 | 身辺雑感 | Comments(0)
2017年 11月 01日

『黄色い本』と高野文子原画展とカズオイシグロ

高野文子さんの『黄色い本 -ジャック・チボーという名の友人ー』

数年ぶりに再読。


新潟出身に独自の世界を描く漫画家さんは多いですが、その中でも異色、というか私には特別。

『絶対安全剃刀』は手塚治虫の『火の鳥』と同等の衝撃。

同年代であること(1957年生まれ)

コレを描いて欲しかった!というものを描いている(と勝手に思っている)

センス

ほとんど長編をかかない


とか…結局はただの「憧れ」かも。

物語のは5部構成。

一、 田家実地子
二、 通信
三、 集会
四、 行進
五、 帰国

『チボー家の人々』全五巻の小説のなんともいえぬ書き文字とともに実地子の日常が描かれています。
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進路に悩む高校生のリアル。

ありふれた日常の景色に家族の言葉。

再読して最も印象に残ったシーンがこちら。

終わりから4頁まえ、実地子と父の会話。

父 「実ッコ」「その本買うか?」
実地子 「ええ?」
父 「注文せば良いんだ」「五冊かいますすけ取り寄せてください言うて」
実地子 「いいよう もう読み終わるもん ほら」
父 「好きな本を」「一生もってるのもいいもんだと」「俺は」「思うがな」



父 「実ッコ」「本はな ためになるぞう」「本はな いっぺぇ読め」
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全編に流れる”新潟弁”も新鮮。

使わないけれど意味は分かる。

幼い頃の経験が刻まれているというか、残っています。

「るすいしったの」は「留守番してたの」
「痛とねかったろう」は「痛くなかったでしょう」
「笑わいる」は「笑われる」
「いっぺあるぞう」は「たくさんあるぞ」
「いんやね」は「いいえ」

もうひとつ。

編み機を操る実地子。

(横に動かしながら編んでゆく、あの編み機が懐かしい)
(小学生の頃、叔母さんが使っていたのを覚えていて、なんて不思議なものだろう、と思った記憶がある)

その実地子に父が言います。

「どうだ おめの歳でそこまで編み機を賢(さか)せる者はそう居ねだろう」
「おめが将来 どこに勤めることになるだか 俺はわからねども」
「おめでえば 編めねえような セーターを編む人に」
「なれば いいがなぁと」
「俺は」
「思うんだ」

「創造性のある?」

「おう」

「そうだね」



高野文子さんの本についてこちらでも書きました。



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その高野文子さんの原画展が、東京の「昭和のくらし博物館」で開催されています。
テーマは「昭和のこども」。
12月24まで。

新潟日報2017/20/27文化面に里村洋子さんの寄稿があって、この原画展を知りました。

会場で高野さんと対談するイベントがあったようです。

生まれ育った場の記憶や情景を作品化するにあたりもっとも大切にしているのは何か。
という質問に

「雪の湿り気も含む湿度や匂い」

とありました。

今年のノーベル文学賞を受賞したカズオイシグロ氏も、子供の頃育った記憶を留めおきたいと小説を書く動機をあげていました。
方言同様、刻まれた記憶は人を動かす動力源になるものなのでしょう。
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#671 秋の空は心地よい。「秋うらら 右に左に さゆさゆと」

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by hiyoriya1410 | 2017-11-01 10:35 | 読書のまわり | Comments(0)