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タグ:大地の芸術祭 ( 19 ) タグの人気記事


2015年 09月 13日

越後妻有アートトリエンナーレ閉幕と「もぐらTV」「憶測の成立」

最終日、越後妻有里山現代美術館キナーレ正面の前庭、
人気の開発好明「もぐらTV」を訪ねました。

地下にスタジオを開設し、Ustream(もぐらTVで検索)とエフエムとおかまちで
地元住民や芸術祭参加のアートティスト、関係者を招いて
トーク番組を制作、放送していました。
会期中毎日10時から1時間です。(木曜日休)
きょうのゲストは関口十日町市長でした。
放送が終わるとこうして。

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あいにくの小雨模様、畑の中に60㎝ほどの穴から顔を出す、
もぐらの着ぐるみ姿の開発好明さん、やたら似合います。
もぐらの長い爪ととんがった長い鼻が、らしさを出していますね。
問いかけるとあれこれ応えてくれます。
ご婦人3人とは、こんな会話が。
「ゲストでいちばんの有名人はだれでしたか」
「ミスチルの小林武史さんかな」

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2015ガイドブックから

昨日、農舞台でYEN TOWN BANDの一夜復活ライブが行われていました。
NO BUTAI で果たして、
どのような「円都エンタウン」「円益エンタウン」が見られたのでしょうか。

「もぐらTV」は子どもにはもちろん、
むしろ大人がとてもおもしろがっている姿が多く見られました。
大人こそあの自由な発想の姿に、憧れを抱くのではないでしょうか。

だれもが笑顔になれる「もぐらTV」は素敵です。

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サイン、いただきました。ありがとうございます


もうひとつキナーレ近くの作品、目の「憶測の成立」。
会期終盤はいつも10mほどの列ができるほどの人気です。
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今回のはんこはエリア別に動物とその足跡
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パンダかタヌキ、カエル、ウサギ、セキレイ、ヒツジ であってるのかしら

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会期が終了したのでネタバレオッケーですね。
コインランドリーに入ると、レトロな昭和の雰囲気。
大きなドラム式の洗濯機が3台、タテ型が3台、8畳ほどのスペースから
入り口を探して移動するのです。
正面左の大きなドラム式の洗濯機のドアを開けて、
奥の部分を押すと扉になっています。
通常絶対入ることのないドラム式洗濯機に入り込み、
でた先は、これもレトロな事務室。
細い廊下を3mほど進み右に折れ、右下に10段ほどの階段。
そこを下りドアがあるのでひざをつきながら出て、振り返るとドラム式洗濯機のドア。
最初にいたコインランドリー、という仕掛け。

瓜二つのコインランドリーをつなぐ、
迷宮に迷い込んだ不思議な感じを味わえました。
あるいは、ドラえもんのどこでもドアか、パラレルワールド。

普段絶対に体験できないこと、それを
体験することで、別の感覚が呼び起こされることが、
アート作品にはよくありますね。
違う世界の自分を憶測のすることが一瞬できたから気がします。
ほんとにできたらね。

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脱水シートで作るパンチエッタ
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切り分けて冷凍


#764 久しぶりに豚バラ肉で作ったパンチエッタ、やはりこれを使うとカルボナーラが美味しい




by hiyoriya1410 | 2015-09-13 23:57 | 見たものイロイロ | Comments(0)
2015年 09月 12日

巡ったいくつかの景色からと「大地の芸術祭2015」

明日で閉幕の大地の芸術祭2015。
50日間で季節もすっかり移ろいました。
見てきたあれこれを写真で振り返り。

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カクラ・クルクル・アット・ツマリ、流れる

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田之倉のすべらない神社、合格
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養蚕プロジェクト近くの経庭、癒し

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上郷グローブ座、新しきこと
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明後日新聞社にある縄を編む機械、チカラ

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土市駅、佇む

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十日町駅西口、文様

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絵本と木の実の美術館展示より、ここがスキ


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もぐらの館体育館でカキ氷、あたたかい
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チョマノモリ貼り付けまえの絵、まわる

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小屋丸の美術館、歌う


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まつだい民族博物館、頑丈

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まつだい民族博物館の展示、移ろい

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ギャラリー湯山の庭から、一部の白い世界

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うたかたの歌垣、白い羽、揃う

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土石流のモニュメント、堂々


#765 さて、3年後はどんな作品に出会えるでしょうか




by hiyoriya1410 | 2015-09-12 23:43 | 見たものイロイロ | Comments(0)
2015年 09月 11日

文庫本の装丁と『人間失格』

ふとハチの部屋に入ると、
机の上に太宰治の「人間失格」が置いてあり、

「あれ、太宰読むんだ。読みたかったんだわ、
 昔は太宰が読めなくて、最近読んでみたいと思ってたのよ。
 買ったの、(装丁)いいね」
「本屋でみてさ、装丁がかっこいいから。紙質もいいんだ(と表紙をなでる)、
 模様は手ぬぐいからとってるらしいよ。何冊かあって全部いいんだよね」
「へぇ~、欲しいの。何冊あるのかな、買えば」
「そう、5、6冊かな。じゃ今度買ってくる」

というわけで、買ってきたのがこちら。
うん、いいよね。



出版年をみると2012年です。
今この時ハチの目に留まってよかった。
「この辺(近代文学)の小説も読もうと思って」

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母はなんだか嬉しい。
本を読むのは好きで、現代作家はたくさん読んでいるようだけど、
さすがに近代文学は読みにくいかな、と思っていたのです。
自分から、読もう、なんて言ってくれるなんてね。

CDなら、ジャケ買い、というのがありますが、
本でも、装丁買い、ありですね。
著作権の切れているのは価格の安く設定されていますし。

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いわゆる名作文学の装丁を変えて、文庫が売れたといわれました。
「デスノート」の漫画家・小畑健さんが表紙にイラストを描いてすごく売れた、
なんて記事を昔読んだ記憶があります。

ワタシが「Kindolで太宰のはダウンロードしたんだよね」といいますと、
「オレはだんぜん紙がいいね、本はやっぱりコレだよ(と本を手にする)」

これまた、母は嬉しい。
もちろんワタシも本がいいのです。
が、ipadにあると思うと出先の空き時間に、
ぱっと開いて読んだりできるわけですよ、ハチくん。

いま太宰の「人間失格」を読んでいるところで、この後
赤い麻の葉の装丁の「おちくぼ姫」(田辺聖子)を読むそうです。
(現代語訳された源氏物語の頃の作品ですね、落窪物語は王朝版シンデレラ)

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#765 大地の芸術祭2015、市内の商店街の作品をひとつ見学、十日町小学校の支援学級の子どもたちと作った紙の土器がカラフルに並ぶ、布で飾られた大きな土器は飾りつけ自由自在「T+S+U+M+A+R+Iのかけらミュージアム」
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by hiyoriya1410 | 2015-09-11 23:53 | 身辺雑感 | Comments(0)
2015年 09月 10日

一期一会と「大地の芸術祭2012」

2015年の大地の芸術祭も残すところ3日。
この会期中に過去5回のアートトリエンナーレを振り返り、
その最後2012年です。

9月に入ってすっかり秋気配の芸術祭はかなり珍しいと記憶しています。
新潟に戻ってきたkukuとまわった年でした。
2012年は9月の残暑は厳しく、汗まみれでアート作品を巡っていました。

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みかんぐみの茅葺きの塔

十日町エリア
十日町の拠点となるキナーレが「越後妻有里山現代美術館」に。二階の回廊部分に展示作品が常設された。エントランス上には「ゴースト・サテライト」、炭の「フロギストン」、十日町といえば「国宝・火焔型土器」、銀色の小さな家々が舞うガライコア「浮遊」、赤・白・青がグルグル回る「Rolling Cylinder,2012」、暗闇の中に浮かぶシルエットの正体は「LOST#6」、白いハコにかまぼこ型「トンネル」、光と水面が展示。レストランのしなのがわバルの円形のテーブルには信濃川の流れが黒いペイントで描かれ、天井には約1000個の白いモビールがつりさげられ、弧を描くように書棚(グラフィックデザイナーの故・粟津潔氏の蔵書を展示・公開)が配置されている、これも「○in□」というイタリアのバルトリーニの作品。体験型の展示も多く子どもたちにも人気。「浮遊」はこの年は中に入ることができました。上からキラキラ、ガラスの箱に入ると不思議な感覚に。そしてなんといってもピロティのクリスチャン・ボルタレンスキーの「No Man's Land」の古着の巨大な山、高さは30mほどでしょうか。山のまわりにもすべて古着が敷き詰められています。それをクレーンでつかみあげ落とすというもの。それが延々と繰り返されて。これは、何。誰もが問う、作品。誰も見たことがない古着の山は臭いまで作品となって、通る人の感情をかき乱す。これを見て心がザワザワして、でも不快ではなかった。すごいなぁ。ちなみにクレーンは自動ではなく人が交替で動かしていたそう、それも作品の一部。やっぱりスゴイ。名ケ山の「アジア写真映像館」の写真の美しさに驚く、デジタルもここまできたか。「下条茅葺の塔」は高さ11m、下条駅のランドマークになった。中に地元の人がいて天井につるされている道具について説明してくれたり写真を撮ってくれたり。下条東下組小学校が土を体感する美術館「もぐらの館」に変身。特に印象に残ったのが本多裕紀「今度生まれて来る時も、また」は泥沼に咲く蓮の花を頭上に掲げ仰ぎ見るようにして鑑賞する。鑑賞者が水面にいる感覚。土のテーマで白い花が可憐。土市の旧金沢歯科「はつがの家の臨床美術プロジェクト」についてはこちら

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臨床プロジェクトのワークショップで描いたハガキ

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これが絵馬、表と裏と、力五山
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川西エリア
一番思い出に残っているのが、高倉の「祭「還るところ」」、集落の聖地十二社は銀色に輝き赤い2mもありそうなぼんぼりがいくつも浮かぶ。絵馬やおみくじ屋台も。そこへ至るまでが大変な道のり、細い道路、ガードもなく、同乗者のkukuは、死ぬかと思った、だそうです。「LACHIKU」は約300本の孟宗竹で組まれた美しい作品。高台にあって景色も楽しめる。
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松代エリア
農舞台の企画展「里山アート物園2012」は楽しい。時計部品だけでできたカメや真っ赤なバルーンでできた33mの水神など様々な素材、大きさ、質感の動物たちがいる。

松之山エリア
日豪合作の「オーストラリア・ハウス」が三角で黒い、スタイリッシュ、でも民家のようでもあり現代アート的でもあり。これはコンペで選ばれた作品。安くて、小さくて、頑丈、が条件だった。それでこのカッコよさ。震災で全壊してしまった初代オーストリア・ハウス、この新しい民家は復興の象徴でもある。こんな家がたくさんあったらいいのに。くすり、にやりと思わずなる「上蝦池名画館」、好評の前回に新作を加えて展示。世界の名画に扮するのは集落の人々、背景や細かいところまで演出が見事。地域の特色も浮き彫りにしている。

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パスポート、ハンコは紫の家マークと赤い三角

中里エリア
駅プロジェクトのひとつ越後田沢駅に「船の家」、無数の種子に覆われた漁船、それを覆う木の家が納屋のようだけれど光を取り込んで中は明るい。「龍の尾」探し出せなかった作品。
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2012年のガイドブック

津南エリア
金属職人の家」はかつて板金屋が暮らしていた空き家。工具などを使って音の出る装置が家のあちらこちらに点在、子どもたちにも人気、音を出すのがとても楽しい、とても賑わっていた作品。「在るべき場所」は作品の立つ場所から同じ緯度経度を辿って地球を1周、観光名所につながっている、たくさんの看板が手掛かりになる、想像してみて、案外楽しいもの。「建具のモリ」は民家で使われていた建具を真っ白に縫って森に見立てた。わが家からも10枚ほど襖や引き戸を出した。市役所の人がとりにきてくれましたっけ。

9月15日(土)16:30妻有大橋信濃川河川敷で「スノーワーカーズ・バレエ2012雪上舞踏会」はロミオトジュリエットをモチーフにした作品。河川敷はひとがいっぱい。時間になるとなんのアナウンスも音楽もない。除雪車10台が静かに行進してきて、いつのまにかはじまっている。規律正しく左右に行進したかと思うと縦に並び、ロミオとジュリエットの2台がそれらしく躍るという。除雪車の音だけが響き渡るのがいいのだと、見ていてわかった。ワタシとkukuのすぐ後ろに帽子をかぶった総合プロデューサーの北川フラムさんがいて嬉しそうな様子。老若男女いろんな人がいて、公演が終わるとアナウンスがあり除雪車と写真撮影できた。西日がさしてすごく暑い日。


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十日町駅を飾る文様の裂

一休みにルミエールというケーキ店に。
そこで地図を広げたの女性が一人、
話しかけると友人と芸術祭を見に来たとのこと(友人は先に帰った)。
明日はどこを廻ろうか思案中、聞けば車できたそうで、とても楽しいと。
慣れない道を乗りこなして、かなりまわった様子を聞いてびっくり、
なんだか、来てくれてありがとう。
スノーワーカーズも見ていたそうです。

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彼女は今回も来てくれたのでしょうか。
作品を見て回っているとたくさんの人に出会います。
それぞれが楽しそう、そんな姿を見ているとこちらもなんだか嬉しくなるのです。
そういえば「うつす家」で、ちょっと話した女性が「ここも3回目なのよ」と楽しそうでした。

作品とも、人とも一期一会。
歳を経て、その意味がようやくわかってきた気がします。

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バーミキュラで炊くとあっという間


#766 秋刀魚の炊き込みご飯、生姜をたっぷり、秋刀魚は一晩塩を振って冷蔵庫に、焼いてからお米にのせて炊きあげました。油揚げを細かいみじん切り(米粒くらい)にして加えるのがわが家流かな




by hiyoriya1410 | 2015-09-10 23:51 | 見たものイロイロ | Comments(0)
2015年 09月 09日

優しいフォント修悦体と『ガムテープで文字を書こう』

修悦体を知ったのはニュース。

工事中駅で案内板をガムテープで文字にしていた、とのこと。
新宿駅は長い間工事が続くところ、仮説の道も次々に変わる、
案内板は小さくわかりにくい、
道行く人にはわかりにくいことこの上ない。

そんな状況をみて、工事現場にあったガムテープで大きな文字で案内板を作成したのです。
まさに必要から生まれた文字、もちろん修悦さんだからできたことなのですが。

なんと今、十日町の美佐島駅でも修悦体をみることができます。
大地の芸術祭に参加、作品は松代・農舞台の企画展でも展示されています。

じつは、ご本人をキナーレでお見かけしました。
ワークショップが開かれる日でした。

本でも見ていたのですが、文字同様の印象、字は体をあらわす。


amazonのカスタマーレビューがなんだかおもしろいのです。
実際に自分の看板を作ろうと購入する人、
自分の名前を作ってみた人、
フォントが大好き弟子になりたいという人、
作り方の動画もはってあります。


作り方も丁寧に解説されています。
剥がすが肝だと、レビューに書いていた人がいましたが、
本を見てワタシもそう思いました。


これが↓こうなる、すごい




映画「まぼろしの邪馬台国」の題字も手がけています。
決定した東映岡田社長は「修悦体の本質は優しさにある」と語ったそうです。
文字が生まれた経緯がまさにそうなのです。

美佐島駅の修悦体の展示の様子は訪ねてアップします。

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「今日の限界芸術百選展」より修悦体


#766 15年ぶりに訪ねた知人宅、路地を入るところはまったく覚えておらず、カンで見事に辿りつきました




by hiyoriya1410 | 2015-09-09 23:05 | 見たものイロイロ | Comments(0)
2015年 09月 08日

犬のみためと「どろんこハリー」

この見事な毛並み、ぬいぐるみが歩いているかのよう、全身ふわふわもこもこ。
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先日廻った松代の「まつだい郷土資料館」前での写真です。
カバコフ作品を見るために城山を車で走っていた時、
この犬が坂道を飼い主ふたりといるのを見かけました。

しばらくして、資料館の駐車場に来たところ、再び遭遇できたという幸運。
写真を撮らせてほしい、といったらこころよく座ってくれました。
飼い主のことをしっかりみています。
ワタシたちのことも、物凄い目力で見ていましたよ。
なんだか人みたいに思えました。



犬を主人公にした絵本はたくさんありますが、
持っているのはさほど多くはありません。

この絵本は、犬のハリーとその家族である男の子と女の子、おかあさんとおとうさん、
の様子をほほえましく描いたものです。


ハリーは、くろいぶちのある しろいいぬです。

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ハリーは家の中、庭、街中を奔放に駆け回って、泥だらけ埃まみれになって
しまいにしろいぶちのあるくろいいぬになって、家に戻ってきます。
家族はその犬がハリーとは気がつきません。

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やっとブラシを加えてお風呂に飛び込み、洗って欲しいとアピール、
これで石けんだらけになって、
元のくろいぶちのあるしろいいぬに戻り、みんなに気づいてもらうのです。

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この絵本の登場人物に名前はありません。
あくまでハリー目線ということでしょうか。

また絵本では、「おかあさん、おとうさん、ママ、パパ」という順で書かれています。
日本とは逆なんですよね。
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さいごのページには、
じぶんのうちって なんて いいんでしょう。
ほんとに すてきな きもちです。ばんごはんが すむと、
ハリーは、おきにいりのばしょで ぐっすり ねむりました。

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裏表紙がかわいい


心から安心して安らげる場所のある幸福が描かれています。


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#767 きょうの晩ごはんは、大阪風にお好み焼きをお惣菜にしてもらいました、ごはんも炊いてしまったので





by hiyoriya1410 | 2015-09-08 23:40 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 09月 07日

大地の芸術祭2015ヒナギクさんの写真と「友人と1泊2日で巡るコース」

ヒナギクさんが大地の芸術祭の写真をたくさん送ってくれました。
Googleドライブでまとめて写真を共有できるもの。
302枚もの写真を見ることができて、便利ですよね。

写真を厳選してみました。

⚫︎

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「絵本と木の実の美術館」の庭にヤギが3匹、
すごい勢いで草を食べており、2階から眺める
絵本の「三びきのやぎのがらがらどん」のヤギのよう

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農舞台の里山食堂でのランチタイム
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きのうの「人生のアーチ」カバコフの作品「棚田」は第1回のもの
農作業をする人々の姿が日本人にみえないのはワタシだけでしょうか
緑に作品が映えますが、新作と同様辛酸労苦を感じます

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星峠の「脱皮する家」、まるいのは卓袱台ですが、写真に撮るとラグマットに見える、とヒナギクさん、ほんとうに

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「奴奈川キャンパス」のおぼろげな記憶、は近くでは見えない、
遠く離れることで見えるもの

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松之山「キョロロ」近くの美人林

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中里・倉俣の「ポチョムキン」
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大地の芸術祭の象徴的作品のひとつ「たくさんの失われた窓のために」

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JR飯山線の土市駅と越後水沢駅が絵本の世界に
駅が楽しいと旅は楽しい
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⚫︎⚫︎
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下条「もぐらの館」入口


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案内の案山子があちらこちらで歓迎してくれる

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大人気の「うぶすなの家」、かまどを上から

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川西「光の館」の1階部分

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越後妻有里山現代美術館「蓬莱山」の表と裏
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あえて作られたものであることを強調
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蓬莱山に辿りつくための乗り物でしょうか

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火薬画「島」地球も爆発でできたもの、ともいえる
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常設展示の「フロギストン」は広葉樹を炭化、白い箱のMUSEUMと


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写真をありがとうございます、ヒナギクさん。
3年後も一緒にまわりましょう。

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#768 写真は、楽しげな時間を思い出す















by hiyoriya1410 | 2015-09-07 23:41 | 見たものイロイロ | Comments(0)
2015年 09月 06日

大地の芸術祭2015ひびくものと「うたかたの歌垣」ほか小屋丸

山にはススキ、田んぼは色づき始め、すっかり秋の様相の越後妻有。
大地の芸術祭が開会した頃の汗だくの日々がうそのよう。

見残した作品をピンポイントで回った半日。
松代と松之山、十日町の当間を廻りました。

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どんよりとした空模様の中、まずは松代へ。カバコフの「人生のアーチ」は城山の少し奥まったところにあり、前回ヒナギクさんと廻った時スルーしてしまったところ。数十段の整備された細かい砂利の階段を2分ほど登ると、松代の駅周辺を左手に見える、見晴らしの良い場所があり、そこに幅10m弱、高さ3mほどでしょうか、白い彫刻。橋の上には5つのオブジェ、卵/少年/光の箱を背負う男/壁を登ろうとしている男。あるいは永遠の亡命/終末、疲れ切った男というタイトルがガイドブックある。みな少しおどろおどろしい。辛酸労苦の言葉が浮かぶ。感じ方は人それぞれ。これをみて今の自分が幸福だと感じられたらよいのかな、と。

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さて次に向かったのは、城山から車で7分ほど山へ入った小屋丸集落の「リトル・ユートピアン・ハウス」という小さな美術館。2003年の作でいつもガイドブックを眺めては訪ねたいと思いつつ、今回ようやく実現。色と文字と音が際立つところ。入った瞬間にわくわく。楽しげな絵とポップな色、摩訶不思議な言葉が楽しげに並ぶ。わーっとあげたあげた歓声の透明な響き渡る音。響く音にまた驚く。壁に書かれた文字は、凧の糸 天には見えず 指に見ゆ、盲導犬のように、べからずという言葉、あらゆる少年の守護者、視野を横に広げる、大根ひき 大根で道を 救えり、一粒の砂になる、黄金時代に空気を、アイウエオ カキクケコ タチツテト ナニヌネノ ハヒフヘホマミムメモヤユートピア子どものためのお話。この場にいることがとても心地よい。
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農舞台に戻って隣の「まつだい郷土資料館」。築150年という古民家は威風堂々、和紙を通した光が美しい。小荒戸の「原生ー立つ土」には笑った。不要になったズボンが大変身。不思議な景観を作り出していた。

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この後は松之山のじょうもんの湯に展示されている古群弘「うたかたの歌垣」。制作に6年以上かけたとあるが見て納得。烏の羽で作られた漆黒の屋根、壁にも羽の山々、和紙や柿渋、金箔、漆喰など用いた茶室が神々しい。巨大な花器に松之山に自生する植物が活けられる。願入の胞衣同様重さを感じる作品。ギャラリー湯山に足を延ばし「雪アートプロジェクト」の作品を見て、十日町へ。
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当間の「蔓蔓2015ー夜の手触り」の新作は2回に光を通す陶器で作られた花を暗闇でみる。幽玄なこと。前回の白い陶器に家々が描かれた繊細な陶器の花、背景が黒バックならもっと作品が生きるのでは。同じ敷地の「芽吹きの風2」は先日の強風のあおりで作品が壊れて残念なことに。

原生、あたりから降り出した雨に軽く打たれながら廻った鑑賞日となりました。
町中の作品もまだ見ていないのだけれど、会期もあと1週間となりました。

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#769 2003年のガイドブックのはんこはヘビでした


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小屋丸の美術館より




by hiyoriya1410 | 2015-09-06 23:57 | 見たものイロイロ | Comments(0)
2015年 09月 03日

チョマノモリの小学生と「大地の芸術祭2009」

大地の芸術祭2015も残すところ10日あまり。
チョマノモリの公園にも小学4年か5年の、
20人ほど訪れている姿を目にしました。

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以前にはなかった足場というか見晴らし台がおかれています。
確かに上から眺めると景色が変わります。
ベンチの上にもビールケース、もちろんしっかり固定されています。
子どもたちもかわるがわる見晴台に上がってみていました。
楽しそう。

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さて、大地の芸術祭振り返りも2009年です。


こちらは2010年発行の2009作品集

前回2006年が盛況だったこともあり、
参加を希望する集落の数も増えたこの年。
引き続き空き家、廃校を中心として、各地に地元の人たちの
おもてなしの姿が多く見られました。
会場の近くにテントを張って、
とれたての野菜や麦茶振まわれていました。

小学6年生になったハチと、
思えばこれが一緒にまわった最後でした。
2009年の作品を中心に。
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2009年のガイドとパスポート、ハンコは祭

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キナーレ回廊の裂き織りで作ったテーブルライナー

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十日町エリア
東下組小学校が6人の作品発表の場となりました。中でもハチは山崎龍一「Culture bound syndrome」が気にいって、パーカーを着た子どもの人形を教室や廊下に探すのに熱中していました。土を握った形を作家が素焼きする松宮代勝+大阪芸術大学の作品は2012年、そして今年の展示につながっています。旧上新田公民館の「妻有田中文男文庫」は、本好きとしてはたまらない場所、黒一色の本棚が美しい。ここで暮らしたい。染織をやっていた身として、内外を1000色に着色した家の中で染色体験ができるという新水の「千色屋」は楽しい小屋、開発好明さんです。旧飛渡小学校の「Wasted」向井山朋子は白い絹布1万枚で覆われた体育館が迷路のよう。「枯木又プロジェクト」も数年かけて作品を展開するよう、山奥でビックリ。赤倉の体育館では床に無数の待ち針の畑、半暗闇で待ち針の小さな丸が光る。古い蔵の「田麦の本」ビリ・ビジョカは来訪者が作っていく作品。石塚沙矢香「うかのめ」(稲魂女)は天井から吊るされた糸にお米がびっしり、白い雨だれの様相、その仕事量に待ち針と言い圧倒される。当間の何千枚という丸い鏡の小屋は作家が手で削りだしたもの、これもすごい。人体の輪郭が浮かび上がるゴームリーの「もうひとつの特異点」人気を博している鉢集落の「田島征三・絵本と木の実の美術館」はこの年の開館。校庭で虹色の蛇・水内貴英は虹を作ってくれる。旧名ケ山小学校は「福武ハウス」各部屋に作品が展示、写真とアジアがキーワード。キナーレの回廊ではたくさんの作品が展示。知人の綿貫和美「RE裂衣来瑠」(リサイクル)は来場者がその場で裂き織りを楽しむことができる。経糸が張ってあるので好きな緯糸の裂を織り込んでいく。2点、作らせていただきました。ハチが通う小学校の校長先生(女性です)はこれが大層気に入って、のちに簡易機織り機を購入したという。杉浦ゼミの雪ノウチもきれい。

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十日町駅ホール2015の作品

川西エリア
小白倉・大白倉は集落を見ることが目的。花にまつわる「白倉庭園」「花の棲む家」「木々」は音によって変わる景観を提示。光の館もはずせない。

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津南エリア
関芳織機工場跡は床面積の広い建物。そこに「津南のためのインスタレーション」が展示、カラフルな色彩に各階彩られた。マウンテンパーク津南ゲレンデには、「やまもじプロジェクト」、斜面に白旗で山の文字を町民を含む1万人から集めた布で作る。大きな作品は遠くから見てもわくわくする。足滝の黒い人たちは前回に続いて住民の希望で設置された。

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中里エリア
東田沢の山本想太郎・「建具ノニワ」は民家の建具を集めて水平に広げたもの。霧雨ふる山中の小屋、人影もなくここはどこ、と思う。高橋治希・「蔓蔓」は美しい、陶の花が渦を巻いて広がる、硬くも脆い危うさが魅力。小出・「うつすいえ」は星が瞬いた。


松代エリア
農舞台へ向かう途中、右へ折れて犬伏集落の「伊沢和紙を育てる」は集落の工房と作家が協働作業。和紙ってやっぱりいい。農舞台の「里山アート動物園」はいろんな素材で大・小に作られた動物たちが見ごたえあり。ピロティの「里山アート遊園地」も動くジャングルジムやスキマをすすむ、滑り台など全身を使って遊べる、楽しい。カラフルな5mの巨大鉛筆がさかさまにぶら下がった「リバース・シティ」は、この時できたてで色がきれいだった。蓬平の「いけばなの家」は迫力満点、木の皮や竹、量と大きさに通常と違う感性が動く。金沢のブナ林には「内なる旅」、一抱えもありそうな目がそこここに。平山前知事が見に来ていたのに遭遇。「桐山の家」は建築ユニットみかんぐみが構成。田野倉の「訪問者」は33枚のポスターが10数メートルのマストになった、山の中に難破船。三九郎道の黄色いキツネの旗が一面に、「造形実験カロス」売っていたので思わず購入。室野の「風の砦」は2000個もの陶ブロックが水面に出現、2006年の転用、迫力。

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蚕から糸を引くワークショップにハチと参加、ストラップをつくる
糸巻きに巻かれている糸を引いた、細くてかがやいている


松之山エリア
黎の家」は古民家を再生、墨で真っ黒に塗られ台所道具がオブジェ展示。岡山のイタリア料理店レオーニのランチがいただける。美味しかった。「上蝦池名画館」は集落の人や景色を名画になぞらえた写真を展示、お見事。期間中に大人気のスポットに。ムンクの叫ぶ人やゴッホの糸杉が再現されるとはね。

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ハチの手ぬぐいコレクションの一部

この時の写真をみるとハチの頭にはいつも手ぬぐい。
芸術祭でも楽しげな手ぬぐいが多数販売されていて、
脱皮する家や草間弥生デザインのものなど
何枚か購入、今も使っています。
両面染まっている、注染の手ぬぐいがいいのですって。

子どもと巡る、大地の芸術祭は最高でした。
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写真は今年のものもあり

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#772 作るとなると連続してしまう、きょうのシフォンケーキは抹茶入り、全体に混ぜたらぼやけました、今度は2層にしてみましょう





by hiyoriya1410 | 2015-09-03 23:36 | 見たものイロイロ | Comments(0)
2015年 08月 26日

臨床美術と『はじめてのゼンタングル』

「ゼンタングル」
という聞きなれない、この本を開いて思い出したのが、

大地の芸術祭2012の参加作品で、

土市旧金沢歯科の建物「はつがの家」で行われた「臨床美術プロジェクト」。
臨床美術とは、独自のアートプログラムに沿って創作活動を行い、
脳を活性化させる取り組みです。


1996年に彫刻家の金子健二が考案し、医師や美術家、
ケアアドバイザーらがチームとなって実践研究をしたとあります。
「はつがの家」では実際に描かれた絵や造形物の展示があり、
ワークショップで訪れた人が、臨床美術士のアドバイスに沿って、
絵を描くとこができます。

実際に友人のアマちゃんと参加しました。
はがき大の白い紙に色鉛筆やパステル、くれよんなど筆記具があり、
言われたように、はがきに描いていきます。

これが、なんとも不思議な体験でした。
明らかに、脳のいつも使っていない部分を刺激されたという実感があったのです。
脳が開く、というか、出来すぎですよね。

絵が描けないと思っている人でもガイドに沿って手を動かすと、
きちんと絵になるのです。
ワタシが描いたものを探したのですが、見つからず。
ずっと棚に貼っておいたのですがね。

認知症に効果があることは医学的に検証されているとのこと。
臨床美術士は福祉系の大学などで資格が取れるところがあるようです。
ニュースキャスターの安藤優子さんのお母様が、臨床美術を体験されて
効果を得られたなど、様々な資料、ビデオの展示もありました。


さて、冒頭のゼンタングルです。
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簡単なパターンを繰り返し描くだけで、誰にでもできる新感覚のアート。
意識を集中することで、リラックス効果も期待できるといいます。
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本もここ数年で何種類か発行されています。本書は2014年。
2004年アメリカ・マサチューセッツ州に住むリック・ロバーツとマリア・トーマスが考えたもの。

「一筆ずつで、何でも描くことができる」

これはゼンタングルの基本理念とあります。
その基本のやり方。

1.タイル(正方形の白い紙)の四隅に点を描きます。
2.四隅に描いた点を結び、ボーダー(外枠)を描きます。
3.セクション分けの線ストリングを描きます。
4.セクションごとに好きなパターンを描きいれます。
5.仕上げに、鉛筆で陰影をつけてみましょう。
6.完成!(裏に名前、日付、その日の気持ちなど書いてもいい)
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入門書としてよくできていて、パターンも豊富、
本に沿って、すぐにでも始められるようになっています。

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テクノスクール時代からの友人タキさんは、
曼荼羅の塗り絵が好きで実践、
町の人に教え広めています。

臨床美術、塗り絵、ゼンタングル。
どれもが描くこと、手を動かすことで、
脳を活性化、意識を集中、精神の癒し、瞑想効果、ストレス解消など、
心身の健康に良いものだと思います。
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アートが身近に好きなことを選んでできることは、
いいことです。


#780 お祭りで諏訪神社の先の山で花火があがる、その音に時折家がゆれています 

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昼にみかけた、祭りの俄、遠い…ですね



by hiyoriya1410 | 2015-08-26 23:25 | 身辺雑感 | Comments(0)