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2016年 10月 13日

『アレ何?大事典』と冷蔵庫の色を変える

もう10年は使っている冷蔵庫です。
一年中よく働いてくれる家電です。

表面がステンレスなのでさほどよごれてもいませんが、
へこみキズが何ヶ所かあったり…
大きい家電ですし、いいかげん見飽きてきたこともあって、
色を変えてみました。
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シールで白と赤に、
一気に華やいだ雰囲気になりました。

ステンレスのシルバーが見えているのはご愛嬌。
全面貼れなくはなかったのですが、
まあ、いいかなと。

一番下は冷凍庫で赤シールです。

▪️
本は図書館の特集のコーナーで見つけたもの。
ものの名前の事典。

街編、
からだ・ファッション編、
暮らし編、
スポーツ・文化編

4つに分かれています。

その専門でなければ知らない名称のいかにたくさんあることか。
ついついページをめくってしまいます。

右ページにこれは何?
ページをめくると、◯◯◯、
そして解説。

波止場で男がカッコつけて足をかけるやつ
〜係船柱
うなじの中央って何と呼ぶ?
〜盆の窪
耳かきの先のふさふさしたぼんぼり
〜梵天
がまぐちのパチンと留める丸い金属
〜らっきょう玉

見だすとついついページをめくってしまう、
そんな事典でした。

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#620 おやつに舟和のいもようかん。ずっと変わらない味はうれしい

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by hiyoriya1410 | 2016-10-13 20:43 | 暮らしのエッセンス | Comments(0)
2016年 08月 06日

『短歌ください』と桃のパフェ

詩人の穂村弘さんが選者となった短歌集。
雑誌『ダ・ヴィンチ』誌上で読者から募集、
思いのほか衝撃的な作品が次々に寄せられた、と
あとがきにあります。

現在も連載中のようです。
これは第1回から第30回までをまとめたもので、2011年2月発行。
2016年2月にも『短歌ください 君の抜け殻篇』がでています。


毎回テーマがあります。
恋愛、色、音、眠り、時間、飲食、薬、日本、宝物…
短歌のあとに、穂村さんのコメントがあります。
ですから1ページに1ないしは2の歌が詠まれます。

ロート胸、1月生まれ、汚れた血、共通点を見つけるたびに運命かもと思う (恋愛)
神さまになった気がした青に黄をまぜてみどりを創ったあの日 (色)
つむってもひかりが入ってくるのです。うすい瞼はお嫌いですか? (眠り)
君が今二酸化炭素吐き出した だから私は胸が苦しい (時間

ほんの一部ですが、10代から30代の短歌、
なんといいましょうか、
はぁー、ほーっ、へぇー、ふぅ〜ん、っという感じです。

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日中35℃はあろうかという暑さ、
小千谷で友人と会いました。
桃が美味しそうで思わず注文、水分をたっぷり含んだ桃でした。
今年の初もの。
この前にマンゴーのかき氷も食べていました。(写真は撮り忘れ)
お店は星野屋さんはフルーツも売っているカフェ、フルーツパーラー。
というかなんでしょう、食事もできて、クレープやパフェのスィーツが豊富で、
メニューの豊富さは驚くばかり、クレープだけで200種類以上、
ほかのスイーツも加えたら300?400? はあろうかと。

お店には『短歌ください』に投稿している
10代から30代の男女がたくさん入れ替わり立ち替わり来店していました。

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#635 大きな器に盛られたかき氷が、ずっと食べたかったので念願叶いました


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by hiyoriya1410 | 2016-08-06 23:23 | 身辺雑感 | Comments(0)
2016年 04月 21日

『細胞の不思議』のすべてはここからはじまる



表紙がやさしい色彩のイラストで絵本のよう。
中をめくるとカラフルな目次があり、
随所にカラーイラストが、時には見開きで。
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ずっと読もうと思って、なかなか手が出なかった本。
読み始めたら、あらスイスイ読み進めるのです。
科学読み物というより、謎解きのようです。
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細胞とはなんぞや、という謎解き。
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絵に添えられている言葉は、さながら舞台劇の台詞のよう。

ヒトの身体は小さな宇宙 細胞は宇宙に瞬く星のよう
細胞はどんなものにも変幻自在
核を持っているか持っていないか、それが問題だ!
細胞はみんな平和主義?
生命が織りなすウルトラC
生物はDNAを運ぶ単なる乗り物
細胞はまるでマンションの小部屋
細胞は細胞から生まれる
いったい生命はどこから来たのか?
膜は細胞の内と外を見張る用心棒
行き先はどちらですか?
ぼくらのスーパーヒーローは細胞ジャー
細胞は善人になったり悪人になったり一人二役
タンパク質の性質は表面の凸凹具合で決まる
細胞の中で働き者の小人が大活躍
宛先と差出人を忘れずに
一人はみんなのために、みんなは一人のために
細胞がすべて入れ替わっても私は私
細胞も人も厳密な時間の流れに従っている
生命はたった1個の受精卵からはじまる

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出版社の紹介を見ると、絵本のようように仕立てた、
とありました。
あとがきでも著者が高校生に読んで欲しい、
文系の大人にも、とありました。

ヒトの細胞は、およそ60兆といわれますが、
その数が体積、あるいは体重から割り出したザックリした数字である、
ということに、一番驚きました。(あとがきより、明確な論文はlないそうです)
それが判明したのは2013年のこと。

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#678 ヒトに身体の仕組みの不思議、見てみたいけどムリですね



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by hiyoriya1410 | 2016-04-21 22:32 | 暮らしと科学 | Comments(0)
2015年 12月 20日

『風雲児たち』という大河ドラマ

2015年のNHKの大河ドラマ「花燃ゆ」終わりましたね。
3部構成、吉田松陰の妹が主人公は、ちょっと無理があった印象。
「八重の桜」もですが、女性主人公は難しいような気がします。

近年の大河ドラマは、戦国時代か幕末か、
すっかりこのパターンが繰り返されているようです。
来年は「真田丸」、三谷幸喜脚本で「新撰組!」以来の大河ドラマです。

「平清盛」とか好きでしたが、人気はなかったですね。
時代が下るほど資料は少ないわけですし、
時代背景、生活様式など、現代とかけ離れているようで、
登場人物に感情移入しにくいのでしょうか。

それにくらべて、戦国~江戸~幕末・明治は、
資料も豊富、まだ描きやすいというのはわかりますよね。


10月から始まった朝のテレビ小説「あさが来た」は、
「花燃ゆ」と同じ時代を描いていますが、おもしろいです。
むしろこちらの方がスケールが大きく見応えあり、
商人たちから見た幕末明治が新鮮です。


漫画でこの時代を描いた傑作といえばこちら。
みなもと太郎の壮大な歴史大河漫画。


「風雲児たち 全20巻」、
「風雲児たち 幕末編」が現在も連載中。
1979年に連載開始ですから36年です。

幕末を描きたかったが、発端をたどると江戸幕府成立がからむことから、
そこが連載開始となった、と作中に作者が語っています。
この漫画、歴史を辿っているので解説が多くなりますが、
そこに登場するのが、みなもと氏。
漫画の随所で現れては、彼なりの解釈を加えて説明してくれます。
歴史大河なのにギャグ漫画になっていることにも、
読み始めたころビックリしましたっけ。

12年ほど前に読み始めて、その濃さにやられました。
二百数十年という時代の間に生きた人々の多くの生き方が次々に現れます。
ウィキペディアの風雲児たち、の解説をみて驚くのは、
やはり登場人物の多さ、時代の長さからみても当然なのですが。


商品の詳細


当たり前ですが、いろんな人がいます。
中でも印象に残っているエピソードをいくつか。

解体新書が出版された経緯、教科書では杉田玄白の名が大きいが前野良沢という人の翻訳オタクぶり。辞書もない時代にどのように翻訳したのか、考えたら不思議なことで頷くことばかり。

主流の話ではないのですが、千葉の土木工事の場面で理不尽な扱いを受ける人々と薩摩との交流があり、それが今も続いているという話。この回でなぜかぼろぼろ泣いてしまった。

ジョン万次郎の話。優秀すぎる人材を使いこなせないのはつらい。本人は日本に戻れてよかったのでしょうか。

同じく、ロシアに渡った大黒屋光太夫のロシアの旅。光太夫をえがいた映画「おろしや国酔夢譚」も見たことがありますが、みなもと氏の印象が強すぎました。

高野長英や吉田松陰をはじめとして、あっさりと死に追いやってしまう時代。

江川太郎左衛門の反射炉はじめ造船や電気でものつくりでは魅力的な人がたくさん。

薩摩・長州は遠いからこそ生き延びられたというか、地理的な条件は重要だったんだなと。

黒船=怖い、でなく黒船=面白い・見に行く。江戸の市井の人の気質。深刻とユーモアがいっしょ。

日本は、そこそこ外交交渉上手だったのでは、と思わせる対ロシア、対アメリカ。

外国人が魅力的に描かれています。絵でのデフォルメがききます。

アメリカ遠征でのマスコットキャラが大人気者、日本では全く知られず、そのギャップ。

安政の大獄、桜田門外の変の井伊直弼が十四男だったとは。


それぞれについてはたくさん本もあるのでしょうが、
みなもと太郎という目を通して紹介される彼らや時代、たわいもないことが
通して読めるというのが楽しみなのです。

話が濃くてあまり読み返すことも今のところできていません。
もうしばらく続きそうですが、大河漫画としての終わりには近づいているようです。

この漫画を読むと、歴史で習ったことが本当に現代に続いていると感じられるのです。

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#707 久しぶりに丸パンにして焼きました。やっぱり焼きたてはおいしい。塩とオリーブオイルで


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by hiyoriya1410 | 2015-12-20 23:47 | 身辺雑想 | Comments(0)
2015年 11月 29日

『よつばと! 13巻』の表情と感情

先日、約2年半ぶりに発売となった「よつばと!」。
楽しみにしていたハチは、朝7時にコンビニへ。
新潟は発売日から1日遅れるのですが、
翌日28日店頭にあり、うれしそうに帰ってきました。

▪️
この巻では、
小岩井さんの名前が判明、葉介。(四つ葉、葉っぱつながり?!)
その母親も登場、よつばにとってばーちゃん。



おもしろいです。
単純に声を出して笑いました。
よつばとすなば〜ふーかちゃんが砂場に突っ込むところとか、
よつばとおみやげ〜梨のお土産に、なしでなしに、とつっこむよつばとか、
ばーちゃんを迎えに行って頭から突撃し阻止されるよつばとか、
いろいろ。

よつばの表情はとっても豊かです。
一コマづつに描かれるよつばは、感情が表現されていて、特に目。
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びっくりすると、ほんとに目が大きくなっているよつば〜びっくり眼とか、
忙しくて目がまわるとき、やっぱり目はグルグル。
じっとものを見つめる眼差し、微妙に瞳?の大きさが変わっているし、
開いたページにおなじ表情をみることはまずないのです。
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表現をそのまま表情にのせられるのも、よつばと! の楽しいところ。

そして最後にはやっぱり泣かされてしまいます。
「きょうも いちにち たのしかった!」とつぶやいて、
とーちゃんと同じ格好をして眠りにつく、よつば。
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いろんな世代がいろんな読み方をできる、よつばと! です。


#713 バナナヨーグルトマフィンとさつまいものマフィンを焼きました。ハチの髪をカットしにきてくれたkukuへ少しおすそ分け


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by hiyoriya1410 | 2015-11-29 23:55 | 身辺雑感 | Comments(0)
2015年 09月 24日

しあわせの感じ方と『スヌーピーのしあわせはあったかい子犬』

スヌーピーというキャラクターは小学校高学年の頃に知りました。
雑貨屋さんでハンカチを買いました。
ひょうたん型の顔した犬がなんとも愛らしく。

アメリカで有名なだと知漫画ったのは中学か高校の頃、
日本のストーリー漫画にはない、
飄々淡々とした画面と話は別の意味で新鮮でした。

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そこに語られる登場人物たちの言葉は、
人生訓のようなものものを含んで、
別な本となっているのを書店で見かけて知りました。
訳者の詩人・谷川俊太郎さんは1967年から漫画「ピーナッツ」の翻訳を手がけており、
40年になるという、まさにライフワークのひとつ。

疲労回復になる1冊、
いろんなシリーズが出ているようですが、
これは「しあわせ」に特化しているのがダイレクトで、
今の気分にあっています。



こちらは、amazon商品解説から。
30年以上も前に、はじめてシュルツ氏が刊行した愛すべき本が、いままた新鮮な輝きを放って、わたしたちの元に帰って来ました。ピーナッツ・シリーズの原点とも言うべき『しあわせはあったかい子犬』は、刊行されるとたちまち多くの人の心をつかみ、数百万部も売れるという大ベストセラーになりました。クラシックなイラストのスヌーピーやチャーリー・ブラウンをはじめとするピーナッツ・キャラクターたちは、これからもそのウイットに富んだユーモアで、多くの人たちの心を魅了し癒してくれることでしょう。ファンならずとも、そばに置いておきたい一冊。

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シュルツ,チャールズ・M.
1922年ミネソタ州ミネアポリス生まれ。アメリカで最も愛され、影響力のあった漫画家。1950年10月2日「ピーナッツ」の連載開始。2000年には連載50周年を迎え、「ピーナッツ」は、75カ国、21の言語で、毎日2,600紙以上の新聞に掲載され、およそ3億5,500万人と史上最も多くの読者を持つ漫画となった。2000年2月12日永眠。2001年、民間人として最高の栄誉であるコングレッショナル・ゴールド・メダル(議会金章)を授与された。2002年8月17日には、自宅のあるカリフォルニア州サンタローザにチャールズ・M・シュルツ・ミュージアム・アンド・リサーチセンターがオープン 。



落ち着いたピンクと黒の表紙。
しあわせの色、ってこのピンク、と思わせてくれる色。
スヌーピーを抱きしめるルーシー、
抱きしめられるより抱きしめるほうが「Happiness・しあわせ」みたい。

Happineess is a warm puppy. しあわせはあったか子犬。

ページをめくると、1ページごとに違う色が目に飛び込んで、
いろんな「しあわせ」に出会えます。
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Happiness is sleeping in your own bed. しあわせは自分のベッドで眠ること。

Happiness is a fuzzy sweater. しあわせはほわほわのセーター。

Happiness is lots of candles.  しあわせはロウソクたくさん。

Happiness is one thing to one person and another thing to another person. しあわせはそれぞれに好きなもの。


こちらの本「スヌーピーたちの人生案内」も。



#763 素直にきける言葉を探しているのかも、と思えたピーナッツ




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by hiyoriya1410 | 2015-09-24 23:19 | 身辺雑感 | Comments(0)
2015年 09月 14日

躍る絵と言葉と『ことばあそびうた』

この絵本もよく読みました。
谷川俊太郎 詩
瀬川康男 絵
15編の詩がひらがなで書かれています。
1973年が初版、長年読み継がれてきた絵本です。

瀬川さんの絵はグラフィカル。
ほとんどが線で描かれて、角ばってデフォルメもきいて楽しい。
丸い独特のフォントのひらがなと対をなして全体が中和されています。

色は全体的に明度が高い黒、朱、黄、緑の基本4色。
軽やかで絵も文字も踊っているよう。




一文字違うだけで意味がコロリと変わってしまう言葉の楽しさが満載です。
谷川俊太郎さんはどのように、この言葉を紡ぎだしているのでしょう。

最初のうたは

ののはな

はなののののはな
はなのななあに
なずななのはな
なもないのばな

な行が半分以上を占める柔らかいやさしい印象。

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うそつき きつつき

うそつききつつき
きはつつかない
うそをつきつき
つきつつく

うそつききつつき
つつきにつつく
みかづきつくろと
つきつつく


月を突いている啄木鳥(きつつき)が目に浮かびます。


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ほかにも

かっぱかっぱらった かっぱらっぱかっぱらった とってちってた

とか

いるかいるか いないかいるか いないいないいるか いつならいるか よるならいるか またきてみるか

とか

ぶったって けったって いててのてって いったって

とか

このこのこのこ どこのここのこ このこのこののこ たけのこきれぬ

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中ほどと終わりに見開きで絵だけが描かれています


読むのも一苦労な愉快な詩です。
すらすら名調子で読むと,
これが、読んでる方も楽しくなるから不思議です。

学校で読むと子どもたちは、知らず知らず笑顔で聞いてくれていましたね。
日本語の楽しさを再確認しました。

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見返し


続編の「ことばあそびうた また」もあります。
こちらは渋い色あい。



#763 通りかかる 経庭の花々も秋らしく

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by hiyoriya1410 | 2015-09-14 23:33 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 06月 27日

写・経と「アウトドア般若心経」

この本は般若心経を、アウトドア~屋外でみつけた看板や暖簾などから集めたもの。

262文字の般若心経は完成までに5年。
写真で般若心経を撮る、まさに写経です。
もちろん現代語訳つきです。




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集めに集めたり

作者は珍しいもの収集家で仏教マニアの、みうらじゅんさん。
以下は略歴。
1958年京都府生まれ。作家、漫画家、イラストレーター、エッセイスト、ミュージシャン。
武蔵野美術大学造形学部視覚伝達デザイン学科卒業。
仏教への関心は、もっとも最初の「マイブーム」(みうらの造語で、1997年の新語・流行語大賞に選出された)である小学校時代の仏像ブームにさかのぼる。
社会科見学で奈良・京都の寺院を見学してから仏像に興味を持ちはじめ、寺院で配布されているパンフレットの仏像の写真を切り抜き仏像の感想を添えスクラップにしていた。
高校も、仏教高校(浄土宗知恩院系)である東山高等学校を卒業、各地の仏閣を訪ね仏像を語るいとうせいこうとの共著『見仏記』は、書籍、DVDとなってシリーズ化され、これまでに書籍四巻、DVDが七巻刊行、いずれもロングセラーとなっている(本データは2007年amazonBOOK著者情報より)


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「色即是空」の一部


写真の他に金色に輝くページには、
白抜きの文字で、つぶやきが散りばめられています。

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最初のページ。
そもそもはそうじゃなかったのにそう思いこんでることからの逃げ道 みうらじゅん訳

ものすごくカッコイイ人は、
カッコイイもカッコワルイも考えていないからカッコイイ。

一回じゃダメだよ、何度も何度もくり返し唱えていると、
そのことに集中する余り自分がなくなっていくもんさ。

ただ歩こうよ!意味を求めずに今を生きよう。


みうらさん、カッコイイです。

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「心経」

現代語訳はあとがきの前ページに。
以下は、注目箇所のみうら訳。
「羯諦 羯諦 波羅羯諦 派羅僧羯諦」
(般若波羅蜜多の真言とは、こういうものである。)
「行った者よ、行った者よ。悟りの世界へ行った者よ。悟りの世界へ完全に行き着いた者よ。悟りよ。幸あれ」と。

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生きて死ぬ智慧の般若心経もあり、
いろいろ楽しめます。


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#844 市内のお寺の境内に木漏れ日

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by hiyoriya1410 | 2015-06-27 23:52 | 身辺雑感 | Comments(0)
2015年 06月 26日

両生類無尾目の優雅さと『カエルのバレエ入門』

これはなんといっても、カエルの優雅な姿を描いている
クリントン・アロウッドに拍手です。

カエルの真剣・大真面目な表情と
華麗なポーズが最高にキュートな絵本です。




黒一色で描かれた絵は、とにかく線が細い。
極細密線画。
黒くみえる部分もベタでぬらず、線を書き込んでいます。

冒頭に「はしがき はじめに」があり
おわりに「ちょっとまじめな解説」がありますが、
それ以外の目次は、

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第1部 ポジションと動き
五つの基本ポジション
 第1ポジション 第2ポジション 第3ポジション 第4ポジション 第5ポジション
バーおよびセンターでおこなうポーズとパ
 プリエ アントルシャ グラン・ジェテ パ・ド・シャ カブリオール パ・バロネ アティチュード 
 アラベスク デヴロッペ
パ・ド・ドゥ
 ピルエット アラベスク・パンシェ グラン・ジュッテ プティ・バットマン アティチュード 
 バ・ポワソン

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第2部 カエルのバレエ団 
 終幕のあいさつーブラヴォー! プリマ・バレリーナ 


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基本、右ページにカエルのポーズの絵があり、左ページにポーズの解説が書かれています。
右ページの絵の下に書かれた文のおかしいこと。
例えば、
第1のポジション あほづらはおまけです

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第3のポジション …できるだけ肥らないようにしなくてはいけません
プリエ      こればかりということはないにしても、熱心に練習しましょう
パ・ド・シャ   人生でできるだけ大きな音をたてずにおりることを心がけてはどうでしょうか
カブリオール   …軽い、いたずらっぽい、かわいい動き

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アティチュード  ある感情や態度を表現する

アラベスク・パンシェ おたがいの信頼と調和がなければいけません

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なんとも、言い得て妙、本当に。

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最近、バレエの世界コンクールで日本人が多く受賞するニュースを嬉しく聞いています。
身体の芸術的表現は日本人には、向いているのでしょう。もちろん内的表現も。
繊細緻密な表現力を必要とする、芸能(能、狂言、歌舞伎)が日本には多くあります。  
型を身につける素養もあるように思います。

バレエには、音楽と物語と舞台美術と衣装とスタイルとがあり、
その優雅さに憧れ、
10代はバレエ漫画(アラベスク、SUWAN)に夢中、
20代はバレエ公演を観まくり、
30代は数か月バレエレッスンに通い、
40代は映像鑑賞専門、で現在に至るといったところ。

この絵本でバレエへのワクワク感を思い出したのでした。

最後になぜカエルか。
やっぱりハリのある手足の曲線の美しさでしょう、
と勝手に解釈シテマス。

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#845 巨大重機を見ると血が騒きます。絶妙なバランスはバレエと相通じるものも



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by hiyoriya1410 | 2015-06-26 22:32 | 絵本とともに | Comments(0)
2015年 05月 25日

クマのプーさんのえほんと「プーのはちみつとり」

そうら、クマくんが、二階からおりてきますよ。バタン・バタン、バタン・バタン、頭をはしご段にぶつけながら、クリストファー・ロビンのあとについてね。二階からおりてくるのに、クマくんは、こんなおりかたっきり知らないのです。
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こんなふうにはじまる、クマのプーさんのおはなし。

最初の見開きの左ページに、階段をおりてくるシーンがあって
はじめて見たとき、なんだかビックリしたのを覚えています。

このおはなし、構成がちょっと変わっています。
おとうさんが語りますが、クリストファー・ロビンはプーさんと二役なのかな。
まず自己紹介があって、どんなお話をするのかプーさんと相談しているのです。
お話のための前置きがあって、「はちみつとり」のお話がはじまるのですが、
時々妙な突っ込みが入ったりするんです。言葉の意味を聞き返すとか。

翻訳のリズムも独特で、
はじめて音読したときはちょっと戸惑いました。

プーのお話は色々な形で本になっていますが、
この分冊になった絵本シリーズが、挿絵が美しくて好きです。

大木の扉を開けて立つクリストファー・ロビンが、
プーさんと向かい合っている場面は、
このプーさんがロビンにとって、本当に大切な友だちであることが
一目でわかる、そんな挿絵です。

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絵本のプーさんは、とにかく愛らしくて、可笑しくて
シェパードの挿絵なしにこのお話は考えられませんね。
よくできた絵本というのはすべからくそうなのでしょうが。







#845 ハチが体育の長距離走のさなか熱中症になってしまった。休んで回復してよかった


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by hiyoriya1410 | 2015-05-25 23:28 | 絵本とともに | Comments(0)